テンセントが日本のゲーム開発会社への投資戦略を見直し、『ルーンファクトリー』や『モンスターハンター ストーリーズ』を手掛けるマーベラスとの関係にも注目が集まる
2026年06月23日 | #ゲーム #ニュース | Eurogamer
中国の大手テクノロジー企業テンセントが、日本のゲーム開発会社への投資戦略を見直していることが報じられました。特に、人気シリーズ『ルーンファクトリー』や『モンスターハンター ストーリーズ』の開発で知られるマーベラス社との関係に注目が集まっています。ゲーム業界全体が経済的な低迷に直面する中、テンセントは保有する日本企業の株式の一部売却を検討しているとのことです。
テンセントの戦略転換の背景
ブルームバーグの報道によると、テンセントは現在、複数の日本ゲーム企業からの撤退交渉を進めているとされています。これは、世界的なポートフォリオの見直しの一環であり、一部の株式は元の経営陣に売却される可能性があり、場合によっては損失を伴うことも辞さない姿勢を見せているとのことです。この動きは、テンセントが他の分野へ迅速に再投資したい意向を示していると考えられます。テンセントは2020年にマーベラス社への出資を行っていますが、その後の戦略は海外スタジオとの共同開発事業に重点を置くようになってきています。昨年にはUbisoftと提携し、Vantage Studiosを設立。これは、Ubisoftの主要フランチャイズの多くを保有し、テンセントが成長と収益を見込める分野とされています。
今後の日本スタジオへの影響
今回の交渉対象にはマーベラス社が含まれているとされていますが、テンセントが出資する他の日本スタジオ、例えばプラチナゲームズやフロム・ソフトウェア(およびその親会社であるKADOKAWA)は、現在のところ交渉の対象外とのことです。テンセントは、ユーザー生成コンテンツに焦点を当てたカジュアルゲームへの投資も続けており、Robloxとの提携を通じて中国での成功を収めています。生活費の高騰や部品価格の高騰など、伝統的なゲーム市場が依然として厳しい状況に直面する中で、マーベラスのような日本の開発会社にとって、テンセントの投資戦略の変更がどのような影響をもたらすのか、今後の動向が注目されます。