格闘ゲームの奥深さに迫る! 知れば知るほど世界観が広がる10タイトルを徹底解説! 『ストリートファイター6』から『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』まで、ストーリーと設定の魅力に迫る!
2026年06月24日 | #ゲーム #発売 | DualShockers
格闘ゲームは、ストーリーよりも純粋な対戦の面白さが魅力ですが、中には奥深い世界観を持つ作品も存在します。キャラクターが炎の玉を操ったり、ロボットがいたり、巨大な胎児の前で戦ったりする理由など、背景を知ることでゲーム体験がより豊かになることがあります。今回は、そうした格闘ゲームの中でも、特に世界観が練り込まれており、知れば知るほどその世界が広がるような10タイトルを紹介します。
濃密な世界観が光るタイトルたち
アークシステムワークス、アトラスが開発し、2014年9月30日に発売された『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』は、『ペルソナ4』のスピンオフでありながら、『ペルソナ3』の続きの物語も描かれており、ペルソナ使いとシャドウの終わりのない戦いの全貌が明らかになります。また、ラボリスの過去を通じて対シャドウ兵器プログラムに関する情報も追加され、ショウやヒノカグツチといった悪意あるペルソナ使いや認知存在の発生経緯など、設定のメカニズムがより深く掘り下げられています。
2015年7月7日に発売されたインディー格闘ゲーム『スカルガールズ 2ndアンコール』は、その制作自体が非常に困難な道のりであったとされています。しかし、その世界観へのこだわりは特筆すべき点です。物語の中心は「スカルガール」と、彼女を生み出す「スカルハート」。スカルハートにかけられた願いは、数世紀にわたって社会と現実そのものを形作ってきました。各国が統一して世界を脅かすスカルガールとなった女王を倒した後、今の不安定な平和が築かれています。各キャラクターのアーケードモードでは、スカルハートを手に入れようとする人々や組織、あるいはそれを破壊しようとする者たちの思惑が描かれ、この世界の奥深さを知ることができます。
フレンチパンとアークシステムワークスが開発し、2020年2月20日に発売された『アンダーナイト インヴァース エクセレイト クルーシブル』は、独自の濃密な世界観を持つ作品です。物語は「虚ろの夜」という時空が歪む現象を中心に展開します。この現象により現実の一部が歪み、怪物が出現し、生き残った人間は超能力を持つ「インヴァース」となります。この現象が何世紀も続いているため、世界には虚ろの夜の出現を追跡し、その力を利用する複数の強力な組織が存在します。ゲームの主な出来事は日本の神座市で起こる一つの虚ろの夜に限られていますが、その背後には多くの要素が絡み合い、虚ろの夜が現実世界に及ぼす影響の深さを感じさせます。
2015年3月18日に発売されたバンダイナムコスタジオの『鉄拳7』は、三島平八が幼少期の風間仁を崖から突き落とした瞬間から、そのストーリーが興味深い方向へ進むことを予感させていました。ロボットから古代の悪魔まで、長年にわたる展開がありましたが、『鉄拳7』は「トーナメントでまた平八を倒す」という枠を超え、世界観を最も興味深く掘り下げています。物語では、三島財閥とGコーポレーションによる全面的な企業間戦争が続いており、戦争で家族を失った記者の視点を通じて、三島家の悲劇の全貌が明らかになります。
2015年4月7日に発売されたNetherRealm Studiosの『モータルコンバット X』は、前作『モータルコンバット9』のタイムラインが分岐した数年後の世界を描いています。初期のストーリーでは、ジョニー・ケージたちがシンノックを封印した後、20年後に舞台が移り、キャシー・ケージ、タケダ、ジャッキー・ブリッグス、クン・ジンといった地球防衛の新世代が登場します。地球界はより積極的な外交姿勢を取り、アウターワールドとの接触を維持して平和を守ろうとしています。一方、アウターワールドでは、シャオ・カーンの死後、コータル・カーンが新たな指導者となり、ミレーナによる内戦の危機が迫るなど、状況は大きく変化しています。
2018年10月19日に発売されたバンダイナムコスタジオの『ソウルキャリバーVI』は、過去のシリーズの直接的な続編ではなく、設定のリブート作品です。邪剣「ソウルエッジ」をジークフリートが手に入れ、ナイトメアとなった後の物語が展開されます。2つのストーリーモードがあり、「ソウルクロニクル」では各キャラクターの背景が掘り下げられ、彼らがどこから来て、なぜ冒険をしているのかが詳細に描かれます。「リブラ オブ ソウル」では、プレイヤーが作成したカスタムキャラクターで冒険し、世界中で伝説の剣に触れた人々と出会うことになります。
2017年5月11日に発売されたNetherRealm Studiosの『インジャスティス2』は、前作『インジャスティス:神々の激突』の出来事を踏まえ、世界観を大きく広げています。スーパーマンがファシスト化し世界を支配した別のタイムラインが舞台で、別次元から来たスーパーマンの介入により彼の支配は終わり、投獄されました。しかし、全体主義から解放されたばかりの世界をどうするのか、という新たな問題が浮上します。スーパーマンが投獄され、ある程度の平穏が戻りつつある中でも、バットマンのインサージェンシーが平和維持に尽力する一方で、スーパーヴィランの集団「ソサエティ」がスーパーマンの残した権力の座を狙っています。そこにブレイニアックが介入し、事態はさらに混乱します。
2008年11月9日に発売されたアークシステムワークスの『ブレイブルー カラミティトリガー』は、固有名詞が非常に多いことでも知られています。作中には「N.O.L.」「ライブラリ」「術式」「ノエル=ヴァーミリオン」など、初めてプレイする人には意味不明な単語が飛び交います。しかし、アーケードモードをプレイしていくうちに、これらが徐々に意味を成し始めます。また、ゲーム内にはキャラクターが専門用語や物語の歴史を解説してくれる短いアニメ「教えて!ライチ先生」も収録されており、世界観への理解を深めることができます。
2014年12月16日に発売されたアークシステムワークスの『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』は、それまでの『GUILTY GEAR』シリーズの複雑な世界観を、より分かりやすく提示した作品です。過去作がギアとの十字軍に焦点を当てていたのに対し、『Xrd』は比較的平和な時代から始まります。カイ=キスクがイリュリア連王国の初代国王として戴冠し、アメリカ合衆国や浮遊国家ゼップなどと取引を行う様子が描かれ、ラムレザル=ヴァレンタインの人類への宣戦布告があるまでは、戦争は影を潜めています。これにより、魔法が支配するこの世界の状況や、ソル=バッドガイのような重要人物がどのような立場にいるのかを理解できるようになっています。
2023年6月2日に発売されたカプコンの『ストリートファイター6』は、これまでのシリーズとは異なり、世界観の掘り下げ方が特に注目されています。本作の始まりの舞台となるメトロシティでは、シャドルーのような悪の組織との戦いを経て、市民全員が戦闘訓練を受けるようになっています。そのため、街中のNPCも戦うことができ、世界のほとんどの都市でも同様の状況です。ワールドツアーモードで他の都市を訪れることで、リュウが玄武寺で地元の著名人となっていたり、ブランカがグッズ展開に奮闘していたりするなど、主要キャラクターたちが悪の組織と戦っていない時に何をしているのかを知ることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』発売日 | 2014年9月30日 |
| 『スカルガールズ 2ndアンコール』発売日 | 2015年7月7日 |
| 『アンダーナイト インヴァース エクセレイト クルーシブル』発売日 | 2020年2月20日 |
| 『鉄拳7』発売日 | 2015年3月18日 |
| 『モータルコンバット X』発売日 | 2015年4月7日 |
| 『ソウルキャリバーVI』発売日 | 2018年10月19日 |
| 『インジャスティス2』発売日 | 2017年5月11日 |
| 『ブレイブルー カラミティトリガー』発売日 | 2008年11月9日 |
| 『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』発売日 | 2014年12月16日 |
| 『ストリートファイター6』発売日 | 2023年6月2日 |