D&Dのホラー世界『レイヴンロフト』が最新ルールで再臨!ミニ・アドベンチャーと刷新アートで進化した『Ravenloft: The Horrors Within』の魅力に迫る
2026年06月24日 | #ゲーム #発売 #アプデ | Polygon
人気のテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(以下、D&D)において、ホラー要素が魅力の舞台「レイヴンロフト」が、最新サプリメント『Ravenloft: The Horrors Within』として再び登場します。2024年のルール改訂(D&D 5.5)を経て、過去の同テーマ製品『Van Richten's Guide to Ravenloft』からさらに進化を遂げた本作は、ビジネス的な判断と開発チームの熱意が融合した結果として生まれました。D&Dプリンシパルゲームデザイナーのウェスリー・シュナイダー氏は、ファンからの根強い人気と、ホラーアドベンチャーがD&D体験の核であると強調しています。
『The Horrors Within』における主要な変更点
本作では、D&D 5.5の大きな特徴である「ミニ・アドベンチャー」が数多く導入されています。これはダンジョンマスター(DM)が手軽に冒険を始められるよう、簡潔なアドベンチャーの概要を提供するものです。シュナイダー氏によると、『The Horrors Within』は『Van Richten's Guide』よりも冒険そのものや、設定での遊び方に重点を置いているとのことです。レイヴンロフトの各「恐怖の領域(Domain of Dread)」はそれぞれ異なるホラーのジャンルを持っており、単一の壮大な冒険ではなく、プレイヤーが多様な領域を探索し、それぞれの設定で独自のキャンペーンを構築するためのツールが豊富に提供されています。例えば、荒廃したダコン領では、そのダークロードであるリッチのアザリン・レックスの失踪を巡るプロットが展開され、レベル16のキャラクター向けの高レベルアドベンチャーも収録されています。
刷新されたアートワークが恐怖を鮮やかに彩る
本作のもう一つの大きな魅力は、アートワークの大幅な刷新です。アートディレクターのAJ・ハンネルド氏の指揮のもと、従来のゴシックホラーに囚われない、現代的な視覚表現が追求されました。黒と白だけでなく、鮮やかで不穏な色彩を多用することで、ホラーが持つ多面的な感情を表現しています。たとえば、テペシュのヘクスブラッドの魔女が、プレイヤーキャラクターの恐ろしい死に方を幻視させるイラストは、明るくも不気味で、視覚的に強烈な印象を与えます。ハンネルド氏は、A24などのモダンシネマやJホラーからもインスピレーションを得ており、エミ・タンジ氏やトリッシュ・ヨーカム氏といった優秀なアートチームと共に、これまでのD&D製品の中でも最高峰のビジュアルを作り上げました。