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Steamの調査でAI利用を開示したゲームの売り上げが大幅減! 消費者の厳しい目に晒されるゲーム開発の現状とは? 『AI is Ruining Game Sales』

2026年06月24日 | #ゲーム | DualShockers

Steamの調査でAI利用を開示したゲームの売り上げが大幅減! 消費者の厳しい目に晒されるゲーム開発の現状とは? 『AI is Ruining Game Sales』

Steamでリリースされたゲームにおいて、AI技術の利用が売り上げに悪影響を及ぼしている可能性が高いという調査結果が発表されました。ゲーム業界では開発の効率化を目的にAIの活用が広がっていますが、消費者はAI利用を開示しているタイトルに対し、厳しい目を向けているようです。

AI利用の開示が売上を大きく左右

ゲームのデータ分析を手がけるGame Oracleの製品・データ責任者であるRoss Burton氏の調査によると、2025年にSteamでリリースされた全ゲームのうち、約21%がAI利用の開示を行っていました。この数値はその後も増加していると見られています。Steamでは販売数を直接公開していないため、ユーザーレビュー数を商業的パフォーマンスの指標として用いています。2025年1月から10月にかけてリリースされた約10,000本のSteamタイトルを調査した結果、AI利用を開示しているゲームは、リリース後1ヶ月間の平均レビュー数がわずか4件にとどまったとのこと。一方、AIを利用していないゲームの平均レビュー数は7件でした。さらに、AI支援ゲームの約20%はレビューが全くついておらず、平均レビュー評価も非AIゲームより著しく低い傾向にありました。

AI利用でレビュー数が半減する可能性

Burton氏は、開発者の経験、パブリッシャーの有無、ジャンル、リリース時期といった外部要因を厳密に管理した統計モデルを構築し、AI利用の有無による影響を比較しました。その結果、AI利用を開示したゲームは、非AIゲームに比べてレビュー数が約53%減少するという驚くべき数値が算出されています。これは、同等の才能と予算を持つ2人の開発者が同様のゲームをリリースした場合、AIを使用しないプロジェクトが100件のレビューを獲得するところ、AIに依存したバージョンではわずか47件しかレビューがつかないことを示唆しています。「優れたスタジオがワークフロー最適化のためにAIを試した場合、売り上げが40%から60%減少する壊滅的な結果になる」とBurton氏は指摘しています。また、経験の浅いインディー開発者においてはAI利用による悪影響は限定的である一方、既存のファンベースを持つ確立された開発者ほど、評判を落とすリスクが高いことも明らかになりました。消費者はAIによるコンテンツに、デザインの手抜きや質の低さといったネガティブな印象を抱いているのかもしれません。

項目 内容
調査対象期間 2025年1月〜10月
調査対象タイトル数 約10,000本(Steamリリース)
AI利用開示タイトルの割合 約21%(2025年)
AI利用開示タイトルレビュー数 平均4件(リリース後1ヶ月間)
非AI利用タイトルレビュー数 平均7件(リリース後1ヶ月間)
AI利用によるレビュー減少率 約53%