アクティビスト投資家がKADOKAWAの『ELDEN RING』収益化に不満表明、CEOは信任を維持しつつも今後の展開に注目が集まる
日本の大手メディア企業KADOKAWAのCEO、夏野剛氏が株主総会での信任投票を乗り切りました。しかし、香港を拠点とするアクティビスト投資家、オアシス・マネジメントからの圧力は増しており、同社は『ELDEN RING』の巨大な成功を十分に収益化できていないと指摘しています。オアシス・マネジメントはKADOKAWAの筆頭株主として、さらなる株式取得計画も示しており、今後の動向が注目されます。
『ELDEN RING』のさらなる展開と収益化への期待
『ELDEN RING』は、KADOKAWA傘下のフロム・ソフトウェアが開発した伝説的なアクションRPGであり、すでに3,000万本という驚異的な販売本数を記録しています。2022年の発売以降、拡張コンテンツ『Shadow of the Erdtree』(2024年)やマルチプレイヤー作品『ELDEN RING Nightreign』(2025年)がリリースされており、2026年8月には『ELDEN RING Tarnished Edition』の発売も控えています。オアシス・マネジメントは、このフランチャイズからさらなる経済的リターンを得るべきだと主張しています。
海外での自社パブリッシングと新作への期待
オアシス・マネジメントの主要な不満点は、KADOKAWAが『ELDEN RING』を全世界で自社パブリッシングしていないことです。フロム・ソフトウェアは日本国内では自社でパブリッシングしていますが、海外ではバンダイナムコがパブリッシングしており、これが利益を減少させていると指摘されています。オアシスは、KADOKAWAがゲームを全世界で自社パブリッシングするべきだと主張しています。また、フロム・ソフトウェアの宮崎英高ディレクターは、株主からの圧力がある中でも「過度な干渉なく、作りたいゲームを自由に作ることができる」とファンの不安を払拭するコメントを発表しています。ファンとしては、『ELDEN RING Tarnished Edition』や新作アクションタイトル『The Duskbloods』だけでなく、将来的な『ELDEN RING 2』や映画化の可能性にも期待が寄せられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『ELDEN RING』累計販売本数 | 3,000万本 |