『ウォーハンマー40,000』第11版の「Tabletop Simulator」向けModが開発元からの要請で削除、IP保護とコミュニティの間で波紋広がる
人気テーブルトップゲーム『ウォーハンマー40,000』の最新版である第11版がリリースされたばかりですが、そのデジタル版を再現するSteamの「Tabletop Simulator」向けModが、開発元であるGames Workshop(ゲームズワークショップ)からの要請により削除されたと報じられています。今回の件について、Games Workshopからの公式なコメントはまだ出ていませんが、Mod作成者の間では同社による取り下げ要請が原因とされています。
人気Modが相次いで削除される事態に
『ウォーハンマー40,000』の第11版は、Games Workshopの歴史の中でも特に大規模なリリースとして注目されていました。このゲームは、ミニチュアを組み立てて塗装し、最新のルールとユニットで戦場で展開するというものです。しかし、リリース直後から「Tabletop Simulator」向けに制作された第11版のModも登場しており、その中には特に注目度の高かったものがいくつか存在します。Modderのhutber氏が制作した第11版マップは、Games Workshopからの要請を受けて削除されました。また、『ウォーハンマー40,000』をデジタルでプレイするために広く使われていた人気のMod「ForceOrg」も、同様にSteam Workshopから削除されたとのことです。ModderのSeaborne氏によると、「ForceOrg」はGames Workshopの措置により削除されたとしています。
IP保護とコミュニティの反応
Games Workshopは、自社の知的財産権保護に非常に積極的であり、過去にもDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく削除要請を繰り返してきました。今回の措置がなぜ今行われたのかについては、第11版のリリースが大きく関係していると推測されています。一部では、デジタル版のModが、高価な公式のミニチュアやルールブックを購入せずにゲームをプレイする代替手段となり、結果的にGames Workshopの収益を損なう可能性があるとの見方もあります。一方で、Modのユーザーからは、遠隔地にいる友人とのプレイや、現実での集まりが難しい状況での重要なツールとして、Modの存在意義を訴える声も上がっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | Steam (Tabletop Simulator) |
| 削除対象 | 『ウォーハンマー40,000』第11版のMod |
| 開発元 | Games Workshop |