『サイバーパンク2077』開発者が語るゲーム業界の危機感「毎日チームやプロジェクトが潰されている」Bungieでの大規模解雇を受け業界全体に広がる不安の声
2026年06月27日 | #ゲーム | GamesRadar+
最近、ゲーム業界では大量解雇が相次ぎ、多くの開発スタジオが厳しい状況に置かれています。そんな中、『サイバーパンク2077』の開発で知られるCD Projekt RedのアソシエイトゲームディレクターであるPaweł Sasko氏が、業界の現状に対し「私たちの業界は崩壊しているように感じる」と自身の見解をSNSで発信しました。特に『Destiny 2』を開発するBungieでの大規模な人員削減や、Xbox Game Studiosの一部のチームが同様の運命を辿ると報じられていることなど、ゲーム業界全体で混沌とした状況が続いているとのことです。
大規模な人員削減が業界を揺るがす
Sasko氏は「チームやゲームプロジェクトが毎日のように潰されている」と現状を憂慮しており、そのスピードに追いつくのも困難なほどだと述べています。彼は、Bungieが大規模な人員削減に見舞われたこと、またEAが『バトルフィールド6』で2000万本以上の売り上げを記録したにもかかわらず、多くの開発者を解雇したことに言及。これらの出来事は、この春以降にゲーム業界が経験した壊滅的な変化の一部に過ぎないと指摘しています。多くの開発者が不安を感じている中で、CD Projekt Redが「いまだに採用活動を続けていることは恵まれている」ともコメントしており、同社の求人情報を閲覧するよう呼びかけています。
CD Projekt Redも過去に人員削減を経験
一方で、CD Projekt Redも2023年には従業員の約9%を解雇しており、業界全体の厳しい流れとは無縁ではありません。この状況は、ゲーム業界のレジェンドであるBrenda Romero氏が1983年の悪名高いゲーム業界の崩壊よりも「壊滅的」と表現するほどです。このような背景から、CD Projekt Redの開発者たちは、業界の人員削減トレンドについて積極的に発言しています。同社のローカライゼーションQAアナリストであるPaula Mackiewicz-Armstrong氏も、今年4月にはEpic Gamesでの1000人以上の人員削減を受け、他の開発者たちに組合を結成するよう強く促しました。彼女は「今、CDPRは素晴らしい場所になっているが、業界の他の人々も同じ状況であればと願っている」とコメントしており、多くの人々が同じ思いを抱いていることでしょう。