Obsidian Entertainment、大規模RPGの早期アクセスに慎重な姿勢を示す。『バルダーズ・ゲート3』は例外的な成功と評価し、作品ごとの判断を強調
2026年06月27日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
Obsidian Entertainmentの開発陣は、同社が手掛ける大規模なストーリー主導型RPGについて、早期アクセスでのリリースは難しいという見解を示しています。これは、大規模なRPGは開発初期段階でのプレイヤーからのフィードバックを効果的に取り入れるのが困難であるという認識に基づいています。しかし、例外として『バルダーズ・ゲート3』のような成功例も存在するため、今後の開発における早期アクセスの適用については、作品ごとに慎重に判断していく方針とのことです。
早期アクセスが難しい大規模RPG
Obsidian Entertainmentのゲームディレクターであるクリス・パーカー氏は、RPGの開発における課題について語っています。同社が過去に手掛けた『Pillars of Eternity』では、キックスターターを通じてコミュニティと密接に連携し、開発状況を積極的に共有してきました。しかし、これは早期アクセスとは異なり、開発初期の段階から広範なプレイヤーからのフィードバックを直接開発に反映させるのは難しいとしています。大規模で複雑なストーリーを持つRPGでは、開発チームが目指す「全体像」がまだ固まっていない段階で外部からの意見を取り入れることが、かえって開発を混乱させる可能性も指摘されています。
例外としての『バルダーズ・ゲート3』と今後の展望
一方で、パーカー氏はLarian Studiosの『バルダーズ・ゲート3』が早期アクセスで非常に成功した例として挙げ、「もしかしたら、そのための余地もあるのかもしれない」と述べています。しかし、これはあくまで例外的な成功であり、すべてのRPGに適用できるわけではないと考えているようです。Obsidianとしては、開発するゲームごとに早期アクセスが適切かどうかを判断していく方針であり、同社の最新作である『Grounded 2』では早期アクセスが非常に効果的だったとのこと。これは、ゲームジャンルや開発規模によって、早期アクセスの有効性が大きく異なることを示唆しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム(Grounded 2) | Xbox Series X/S、PC、PlayStation 5 |
| リリース時期(Grounded 2) | Xbox Series X/S、PC:2025年7月 / PlayStation 5:2025年8月 |