『Arc Raiders』で仮想写真家たちが戦場ジャーナリズムを展開!独特のPvPシステムが新たな遊び方を生み出す──開発も後押しする非戦闘アイテムでコミュニティが活発化!
2026年02月15日 | #ゲーム #ニュース #アプデ | Polygon
Embark Studiosが開発したSF協力型Extractionシューター『Arc Raiders』で、仮想写真家たちが独自の「戦場ジャーナリズム」を展開し、新たな遊び方を確立していると報じられています。通常、マルチプレイゲーム、特にシューターでは撮影が難しいとされていますが、『Arc Raiders』のコミュニティが生み出したユニークなプレイスタイルが注目を集めています。
仮想写真家たちが『Arc Raiders』に集結
ゲーム内の「仮想写真」という趣味は、グラフィックの進化や写真モードの充実により人気が高まっています。しかし、ほとんどの撮影はシングルプレイヤーゲームで行われ、マルチプレイヤーゲームではそのペースの速さから難しいとされてきました。『Arc Raiders』も常にPvPが発生するタイトルではあるものの、開発者が意図しないであろう遊び方が可能になっています。YouTubeチャンネル「TopsideFlicks」のユーザーは、ゲームリリースから数週間後にはRedditにテーマ性のある写真を投稿し、多くの反響を呼びました。これらの写真は、プレイヤーが危険な局面から脱出する様子や、強敵と対峙する瞬間など、まるで戦場のドキュメンタリーのような物語性を帯びています。
開発も後押しする独自システム
TopsideFlicksは、現実世界でも写真家・ビデオグラファーとして活動しており、その経験がゲーム内でのクオリティの高いショットに繋がっているようです。彼は「写真のショーケース」というよりは「私と一緒に写真の冒険に出かけよう」というスタンスで動画を制作しており、プレイヤーが共感できるようなストーリーを重視しています。また、別の仮想写真家である「Garntrpg」は「ストリート写真」のようなアプローチで、ゲーム内で他のプレイヤーに声をかけて撮影を依頼するとのこと。彼も実生活で写真家をしており、『Arc Raiders』での活動を「人との繋がりや写真に関して最も充実したことの一つ」と語っています。彼らはゲーム内の双眼鏡を使って撮影し、その後編集ソフトで加工しています。開発元のEmbark Studiosは、ゲーム内に花火や楽器といった非戦闘アイテムを導入しており、コミュニティが育んできた「常に敵対的ではない」という雰囲気を後押ししていると言えるでしょう。
独自のPvPシステムが撮影を可能に
『Arc Raiders』には、他のプレイヤーへの攻撃が少ないほど「平和的なロビー」に配置されるという、ユニークなマッチメイキングシステムが採用されています。TopsideFlicksによれば、彼の遭遇する90%は友好的なプレイヤーだそうですが、あえてPvPで遊ぶことで「より敵対的なロビー」を作り出し、動画の面白さを引き出すために利用しているとのこと。Garntrpgも、マイクを使っているプレイヤーはほとんど撮影に協力的で、彼自身も「まともに」プレイしている時でさえ、先に相手を撃つことができないと語っています。
拡大する仮想写真家の活動
TopsideFlicksやGarntrpg以外にも、「Red Raider」や「SperanzaFrontline」、「ItsTheJimJam」といったクリエイターたちが、『Arc Raiders』での仮想写真活動を展開しています。この新たな遊び方は広がりを見せており、TopsideFlicksは現在『サイバーパンク2077』の動画を制作中で、将来的には他のゲームでも同様の活動を行う予定とのこと。Garntrpgも、将来的には『Grand Theft Auto 6』など、より多くのゲームでこの活動を続けていきたいと語っています。もし『Arc Raiders』で写真家と出会った際には、ぜひ彼らの活動に協力してみてはいかがでしょうか。