「セガハードの父」として知られる佐藤秀樹氏が逝去、SG-1000からドリームキャストまでセガの歴史を築いた偉大な開発者の功績を振り返る
2026年02月16日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
セガの家庭用ゲーム機開発に多大な貢献をしたとされる佐藤秀樹氏が、2月13日に亡くなっていたことが報じられました。佐藤氏はセガのSG-1000からドリームキャストまで、数々のハードウェア開発を主導し、「セガハードの父」として世界中のゲームファンに知られています。70代後半での逝去とされており、セガの歴史専門誌「Beep21」がこの訃報を伝えています。
「セガハードの父」が築いた偉大な功績
佐藤秀樹氏は1971年にセガに入社し、1990年代初頭には研究開発部門を率いました。そして2000年代初頭にはセガの社長を一時的に務めるなど、セガの要職を歴任しています。氏と彼のチームは、SG-1000からドリームキャストに至るまで、セガのほとんどの家庭用ゲーム機およびアーケードマシンを開発しました。佐藤氏は2008年にセガを退社するまで、その開発の最前線で指揮を執り続けました。ファミ通のインタビューで、家庭用ゲーム機の売れ行きが好調だった当時を振り返り、「50万台も売れるなんて、夢にも思わなかった」と語っており、アーケード基板とは比較にならない規模の売上に、会社全体が「コンソールフィーバー」に沸いたとしています。
メガドライブに込められたこだわり
佐藤氏は、メガドライブの開発において、オーディオプレイヤーのようなデザインを目指したと明かしています。本体を黒く塗装し、16BITの文字を金色のプリントで施したことについて、「その金色のプリントは、まあ、非常に高価だったんです(笑)」と語りながらも、「初の16ビット家庭用ゲーム機であることを強くアピールしたかった」と、当時の熱意を伝えています。消費者が音楽を楽しむのと同じ感覚でビデオゲームを評価する時代が来る、という確信のもと、氏はゲームハードウェアのデザインにも強いこだわりを持っていたとのことです。