コンパイルハートの新作RPG『Calamity Angels: Special Delivery』は、ユニークな配達システムと個性豊かなキャラが魅力も、ゲームプレイの単調さが課題に
2026年02月17日 | #ゲーム #発売 | DualShockers
コンパイルハートからリリースされた新作RPG『Calamity Angels: Special Delivery』は、配達員がモンスターから荷物を守るというユニークなコンセプトが特徴です。プレイヤーは、風変わりなキャラクターたちを率いて、危険な世界で荷物を届ける冒険に挑みます。本作は、魅力的なアートワークと個性豊かなキャラクターが目を引きますが、ゲームプレイの面では単調さが目立つとの評価です。
個性派揃いの配達員チーム「Cutie Angels」
本作の物語は、世界中に蔓延するモンスター「オモイルカイ」から荷物を守る「配達員」が主役です。主人公ユーリが率いる「Cutie Angels」は、他のチームからは異端視されているものの、それぞれが強烈な個性を放っています。例えば、金に目がないヒーラーのスリヤは、回復スキルにSPではなくお金を要求するというユニークな設定。また、魔法使いでありながら拳闘を好むイヴリスなど、キャラクターの性格がバトルシステムにも反映されており、その奇妙な言動が序盤は楽しいとされています。アニメ風のコメディ要素が強く、日常会話も突拍子もない展開になりがちで、これがゲーム序盤の魅力の一つとなっています。
一癖あるターン制バトルと「テンション」システム
バトルは伝統的なターン制RPGですが、最大の特徴は「テンション」システムです。キャラクターはそれぞれ特定の行動を好む傾向があり、プレイヤーが指示したコマンドとキャラクターの気分が合致すると、その能力の「テンション」が高まります。テンションが高い状態で行動すると、ダメージが増えたり、ヒット数が増加したりといったボーナスが得られます。しかし、キャラクターが指示に従わないこともあり、例えばスリヤはお金を使う回復スキルを好み、SP消費の回復を拒否することがあります。また、眠り癖のあるソムニアは、バトル中に居眠りをしてしまうと攻撃力が上がり、テンションも上昇するという、かなりトリッキーな仕様です。このシステムは、序盤こそ戦略性を感じさせますが、後半になるとキャラクターがコマンドに従わないことでバトルが長引き、単調になりがちとのこと。
ボードゲーム風のフィールド探索
フィールド探索はボードゲームのような形式で進行します。ギルドで依頼を受け、限られたグリッドベースのインベントリに荷物を整理した後、ルーレットで移動先を決定します。止まったマスでは、バトルやバフ・デバフ、ショップなどのイベントが発生します。このシステムも、最初は新鮮さを感じさせるものの、マップが固定されており、出現する敵もバリエーションが少ないため、すぐに飽きが来るようです。
美しいアートスタイルとキャラクターデザイン
本作のアートワークは非常に魅力的で、キャラクターデザイナーの七海田景氏による美麗なイラストが特徴です。『メアリスケルター』や『魔壊神トリリオン』などの作品で知られる七海田氏の手掛けるキャラクターは、それぞれが個性を際立たせたデザインで描かれています。しかし、このこだわりは主にキャラクターデザインに集中しており、バトルアニメーションはシンプルで、敵の動きも静止画に近いものが多いため、全体的なグラフィック体験としては物足りなさを感じるとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | RPG、カジュアル、ストラテジー |
| プレイ人数 | 1人 |
| 開発 | アイディアファクトリー、コンパイルハート |
| 発売 | アイディアファクトリーインターナショナル |