ソニーの次世代ゲーム機『PlayStation 6』の発売はAI需要の影響で2028年以降にずれ込む可能性、ブルームバーグが報道
2026年02月17日 | #ゲーム #発売 | Digital Trends Gaming
ソニーは次世代ゲーム機『PlayStation 6』の発売時期を、当初の予測よりも遅らせる可能性があることがブルームバーグの報道で明らかになりました。通常、ゲーム機のサイクルは7年程度とされていますが、2028年または2029年まで延期される可能性が指摘されており、これは異例の事態と言えるでしょう。この遅延は、ソニーの意欲や需要の不足によるものではなく、AIインフラの急速な拡大に伴う世界的なメモリチップ不足が主な原因とされています。
AIブームがゲーム機市場に与える影響
Bloombergの報道によると、Alphabet、Amazon、Microsoft、Metaといった巨大テック企業がAIデータセンターに数千億ドル規模の投資を行っており、AIアクセラレータが大量のメモリを消費しているとのことです。新しい世代のAIハードウェアは、従来のPCよりもはるかに多くのRAMを使用しており、この需要は今後数年間上昇し続けると予想されています。結果として、メモリメーカーはAIワークロード向けのHBM(高帯域幅メモリ)の生産にシフトしており、スマートフォン、ノートPC、そしてゲーム機のような家電製品向けの供給能力が減少している状況です。アナリストは、この供給の不均衡が一時的なものではなく、数年間続く可能性があり、各企業が長期的な製品ロードマップの見直しを迫られていると警鐘を鳴らしています。
PS6発売延期の戦略的側面とPS5の今後
このような状況下で、『PS6』の発売を遅らせることは、ソニーにとって戦略的な動きとなるでしょう。部品コストが高い時期に新コンソールを発売すれば、価格が高騰し、PS5発売時に見られたような供給不足を繰り返すリスクがあります。発売を待つことで、ソニーは在庫不足や価格高騰に悩まされることなく、次世代機をスムーズに市場投入できる可能性があります。もし『PS6』の発売が遅れることになれば、『PS5』世代のライフサイクルが長くなり、開発者は既存のハードウェアをサポートし、次の移行を急ぐことなく主要タイトルをリリースする時間がさらに確保されることになります。現時点ではソニーから公式な発表はありませんが、この報道が事実であれば、次世代PlayStationの登場はもう少し先になりそうです。