『Steam Deck』がAI需要によるメモリ・ストレージ不足で一部地域で在庫切れに、ゲーム業界全体に及ぶ影響と他社動向も明らかに
2026年02月17日 | #ゲーム #ハード・周辺機器 | Eurogamer
PCゲームが手軽に楽しめる携帯型ゲーミングPCとして人気の『Steam Deck』ですが、現在一部の地域で在庫不足が発生しており、その原因がAI需要によるメモリとストレージの供給不足にあるとValveが発表しました。この問題は、AI開発競争が激化する中で、大手テクノロジー企業がAIプラットフォームの構築に大量のRAMを必要としているため、ゲーム業界全体にも影響を及ぼし始めています。
AI需要が直撃するゲーム業界
今回の『Steam Deck』の在庫不足は、特にRAMとストレージの供給が不安定になっていることが原因とされています。Amazon、Microsoft、Google、Metaといった大手企業がAIデータセンターへの投資を加速させており、それに伴いRAMの需要が爆発的に増加。この影響で、コンシューマー向け電子機器の供給が脅かされる事態となっています。Valveは以前、新型Steam Machinesの発売延期についても、メモリとストレージの不足を理由に挙げており、今回の『Steam Deck』も同様の状況に直面しているとのことです。
『Steam Deck』の現状と他社の動向
現在、『Steam Deck OLED』の一部のモデルがメモリとストレージの不足により、特定の地域で一時的に在庫切れとなる可能性があるとValveは発表しています。実際に、記事執筆時点では米国で256GBのLCDモデル、512GBおよび1TBのOLEDモデルの全機種が品切れ状態です。なお、256GBのLCDモデルは昨年12月に生産終了が告知されており、追加の供給はありません。また、このAI需要によるメモリ不足は他社にも影響を及ぼしており、Bloombergの報道によると、ソニーはPS6の発売を2028年または2029年に延期する検討をしているとされており、任天堂もNintendo Switch 2の価格を今年後半に引き上げる可能性を模索しているとのことです。