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id Softwareプロデューサーが「今のゲーム業界では『World of Warcraft』のような大作は生まれない」と警鐘を鳴らす、相次ぐ人員削減の背景に経営層の無理解があると強く批判

2026年07月15日 | #ゲーム | GamesRadar+

id Softwareプロデューサーが「今のゲーム業界では『World of Warcraft』のような大作は生まれない」と警鐘を鳴らす、相次ぐ人員削減の背景に経営層の無理解があると強く批判

id Softwareのプロデューサーであるアンドリュー・ウィリス氏が、昨今のゲーム業界で相次ぐ人員削減について自身の見解を表明しました。直近ではXbox部門での大規模な人員削減があり、同氏の所属するid Softwareもその影響を受けています。ウィリス氏は、現在の業界の状況では『World of Warcraft』や『Morrowind』のような長期的に価値を持つゲームは生まれにくいと指摘しており、その原因はゲーム業界を管理する経営層にあると強く批判しています。

経営層への手厳しい指摘

ウィリス氏は、現在のゲーム業界を牛耳る「独占企業」が、これまで何十年もかけて築き上げてきた価値を、目先の利益のために搾取しようとしていると指摘しています。特に問題視しているのは、経営層の多くがゲームをプレイせず、ゲーム制作の経験もなく、業界を根本的に理解していない点です。彼らは短期的な成長ばかりに目を向け、大きなリターンを求めすぎており、一度の商業的失敗でチームを解散させてしまう傾向があるとのこと。これでは、チームが失敗から学び、次の作品で成功を収める機会を奪ってしまっていると述べています。ウィリス氏は、こうした経営方針では『Helldivers 2』のようなブレイクスルー的な成功は決して生まれないだろうと警告しています。

需要と供給のミスマッチ

ゲームのハードウェアとソフトウェアへの需要、そして消費者支出は年々増加しているにもかかわらず、従業員の雇用は極めて不安定な状況が続いている点もウィリス氏は疑問視しています。これは経営層の直接的な失敗であり、その結果として苦しむのは常に労働者であると強調しています。ウィリス氏の考えでは、現在のゲーム業界をコントロールしている経営層は、株主、消費者、従業員、そしてゲームに関心を持つすべての人々を、あらゆる面で失敗させてしまっているとのことです。彼らは利益のために品質を犠牲にしようとしたものの、その利益すら生み出すことができていないと断じています。

項目 内容
発表者 アンドリュー・ウィリス氏
所属 id Software(プロデューサー)