サウジアラビアの政府系ファンドがエレクトロニック・アーツを買収へ! 欧州連合が承認見込みと報道、『Apex Legends』や『FIFA』はどうなる?
欧州連合(EU)が、サウジアラビアの政府系ファンドであるパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)によるエレクトロニック・アーツ(EA)の買収を承認する見込みであることが報じられました。この買収は、PIFがジャレッド・クシュナー氏のアフィニティ・パートナーズやプライベート・エクイティ企業であるシルバー・レイクと共同で2025年9月に発表したもので、EAの株式93.4%を800億ドルで取得する大型案件です。EAの株主も2025年12月にはこの買収を承認しており、あとはEUの最終判断が注目されていました。
サウジアラビアによるゲーム業界への大規模投資
サウジアラビアはここ数年、世界のゲーム業界に対して積極的に投資を行ってきました。2022年4月には、サウジアラビアのElectronic Gaming Development Company(EGDC)が日本のSNKの株式96%を取得しています。さらに2025年9月には、サウジアラビア系の企業であるQiddiyaが、人気格闘ゲームイベント「Evolution Championship Series(EVO)」の共同オーナーであるRTSを買収したとのこと。直近では2026年3月にも、EGDCがカプコンの株式5%を取得するなど、その投資規模は拡大の一途を辿っています。
PIFの資金状況と今後の展開
今回のEA買収により、PIFは一時的に資金がひっ迫しているという情報も伝えられています。これまでの大規模な投資攻勢が、今回のEA買収で一区切りとなる可能性も指摘されており、今後のサウジアラビアによるゲーム業界への投資戦略に変化があるのか、注目が集まるでしょう。