『Splatoon』シリーズ初のソロプレイに特化!やり応え抜群の新作アクション『Splatoon Raiders』のレビューが公開!難易度の高いダンジョンを攻略し、スパイラライト諸島の謎を解き明かせ!
2026年07月21日 | #ゲーム #発売 | VGC (review)
『Splatoon』シリーズ初のソロプレイに特化した新作アクションゲーム『Splatoon Raiders』のレビューが公開されました。これまでのシリーズはオンラインマルチプレイが中心でしたが、本作はシングルプレイヤー体験に重点を置いており、対戦マルチプレイの要素は一切ありません。もちろん、ローカルおよびオンラインでの協力プレイは可能です。
シリーズ初のソロプレイ専用システム
物語は『Splatoon 3』に登場するバンド「すりみ連合」が謎の「スパイラライト諸島」上空をヘリコプターで飛行中に、諸島中央から放たれた光線によってヘリが墜落するところから始まります。プレイヤーはメカニックとして、はぐれたすりみ連合のメンバーと合流し、スパイラライト諸島からの脱出方法を探ります。諸島に生息する敵「シャケ」を撃退しつつ、道中で宝物を集めるのが目的です。ゲームは複数のステージで構成されており、マップを探索しながらサイクロンの中央にある光線の源を目指します。
ステージは主に3つのタイプに分かれています。1つ目は「探索ステージ」で、自由にマップを探索し、敵を倒して青いクリスタルから「クリスタルシャード」を採掘します。これらは拠点や武器のアップグレードに使用されます。2つ目は「隠された試練ステージ」で、コンパスを使って見つけ出すことができます。これらは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の祠に似ており、特定のガジェットを使ってゴールを目指す、軽いパズル要素のあるチュートリアル的なステージです。そして3つ目が本作の醍醐味である「ダンジョン」です。ここでは時間制限内に大量のシャケを倒し、「イクラ」と「オオイクラ」を集めることが求められます。ダンジョンは複数のフロアで構成されることもあり、最下層のボスを倒すまで一気に駆け抜ける必要があります。途中で時間切れになったり、倒されたりすると最初からやり直しとなるため、非常に高い難易度が特徴です。
挑戦と成長を促す独自のシステム
『Splatoon Raiders』のダンジョンは、難易度が非常に高く、時間制限と多種多様な敵に苦戦することもあるでしょう。しかし、本作では「死んでも大丈夫」というメッセージがプレイヤーに送られます。なぜなら、たとえダンジョンで倒れても、そのプレイ中に獲得した経験値やアイテムは失われないからです。推奨レベルよりも高いステージに挑み、何度も失敗しながらも少しずつ成長していくことが、このゲームの成功への鍵とされています。
プレイヤーは道中で様々な武器やガジェットを手に入れることができます。お馴染みのシューターやローラー、バケツ、さらには刀やキラーアンブレラなど、多種多様な武器が登場します。これらは敵からランダムでドロップし、レベルやレアリティも異なります。不要な武器は「シャード」に変換し、お気に入りの武器の強化に利用できます。ガジェットは「パワー」「スピード」「テクニカル」の3つのカテゴリに分かれており、それぞれがランの展開に大きな影響を与えます。例えば、連続ダッシュ攻撃ができる「スプラチャット」は平坦なステージで有効ですが、盾を持つ大型の敵や狭い足場が多いステージでは効果が薄れることもあります。そういった場合は、空中に跳び上がって地面に落下し、大ダメージを与える「メテオミット」に切り替えるなど、状況に応じたガジェット選びが重要になります。さらに、ガジェットには様々な「パーツ」を装着でき、それぞれがローグライトのようなバフ効果をもたらします。これにより、同じガジェットでもプレイスタイルに合わせてカスタマイズできるため、戦略の幅が広がります。
プレイヤーに寄り添う親切な難易度設定
本作には複数の難易度設定が用意されています。「ツーリスト」難易度でも手ごたえのある場面はありますが、敵の強さのみが変化し、獲得できる武器やガジェットパーツ、シャードなどの報酬は変わりません。そのため、アクションが苦手なプレイヤーでも、無理なくゲームを進めながらキャラクターを強化していくことが可能です。また、操作方法についても、ジャイロ操作が苦手なプレイヤーのために、従来のツインスティック操作も選択できるようになっています。これにより、幅広いプレイヤーが快適にゲームを楽しめるよう配慮されています。
長く楽しめるやり込み要素
『Splatoon Raiders』は、基本的に大量の敵を倒すというシンプルなゲームプレイが中心ですが、その「ひとつの芸」を非常に高いレベルで実現しています。画面いっぱいに飛び散るインクと、60fpsを維持する安定したフレームレートの中で、怒涛の勢いで敵を撃破していく爽快感は格別です。エンディング後も大量のやり込み要素が用意されており、さらに難しくなったステージに挑戦し続けることができます。ちょっとした移動中などにも手軽に起動して、純粋なアクションを短時間で楽しめる作品として、多くのプレイヤーに愛されることでしょう。シリーズの長年のファンにとっては、豊富な世界観設定や愛らしいキャラクターたちが、さらに『Splatoon』の世界を深く理解するきっかけとなるはずです。