『DayZ』クリエイターがゲームの発売延期を「当たり前」にするよう呼びかけ! プレイヤーには品質優先の姿勢をプラットフォームホルダーに示す力が!
『DayZ』の生みの親であるDean Hall氏が、ゲームの発売延期に対する否定的な見方をなくすよう、プレイヤーに協力を呼びかけています。Hall氏が手がける最新作『Icarus』のコンソール版が、発売日をわずか3週間で変更したことを受け、Redditで「Ask Me Anything」セッションを実施。ゲームの品質確保のためには発売延期もやむを得ない、という考え方を広めることが重要だと訴えています。
開発者は発売日設定に囚われすぎ?
Hall氏によると、ゲーム開発には莫大な費用がかかるため、発売日のタイミングはコストに大きな影響を与えるとのこと。開発者やパブリッシャーは、プレイヤーが品質と確実性を求めるあまり、発売目標日に固執しすぎてしまう傾向があるとしています。また、発売延期をしないことが「クランチカルチャー」(過剰な労働)にも繋がる可能性を指摘。Hall氏は、消費者であるプレイヤーがプラットフォームホルダー(Xbox、PlayStation)に対し、「発売延期は許容される」というメッセージを明確に伝えることで、この認識を変える力を持っていると強調しています。
発売延期の真の理由とは
Hall氏は、ゲームの発売延期が起こる主な理由として、「品質目標を達成できなかったこと」を挙げています。開発チームが品質を追求しようとしても、資金が足りずに隠したり無視したりすることがあると明かしました。『Icarus』のPC版がローンチ時にSteamで「賛否両論」の評価を受けたのも、この問題が原因だったと振り返っています。開発スタジオが資金的な安定を得てからは、ローンチ前に消費者と同じようにプレイし、「Go/No-Go」会議で品質基準をクリアしているか議論する体制をとっているとのことです。
プレイヤーとのコミュニケーションが鍵
Hall氏は、開発者がコミュニティとの対話において「マーケティング、弁護士、経営陣、コミュニティマネージャーといった多くの層を介して一方的に話す」傾向にあることに言及。コミュニティと本音で向き合うことの重要性を強調しています。たとえば、「ミッションが足りない」「バグが多すぎる」「報酬が不十分」といった具体的な理由を率直に伝えることで、プレイヤーとの信頼関係を築き、発売延期についての建設的な対話が可能になるとの見解を示しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『Icarus』PC版発売日 | 2021年 |
| 『Icarus』コンソール版当初発売日 | 2月26日 |
| 『Icarus』コンソール版変更後発売日 | 3月26日 |