ゾンビ蔓延の終末世界で感染者を振り分けろ!『Quarantine Zone』がXbox Game Passに登場、Papers Pleaseとバイオハザードが融合した新たなサバイバルホラー体験 |
インディースタジオBrigada Gamesが開発し、Devolver Digitalがパブリッシングする新作ゲーム『Quarantine Zone』が、Xbox Game Passに登場しました。本作は、ゾンビが蔓延する世界で検問所の検査官となり、感染の疑いがある生存者を振り分けるというユニークなサバイバルホラーです。Steamで先行リリースされていましたが、このたびXbox Game Passでもプレイ可能となり、まるで『Papers Please』と『バイオハザード』が融合したかのような体験が楽しめます。
感染者を判別する緊張感あふれる検査ライン
ゲームの核となるのは、検問所での生存者検査です。プレイヤーは次々と現れる人々を呼び込み、身体の症状を詳細にチェックします。初期段階では懐中電灯を使い、目の充血や噛み傷、引っかき傷などを視覚で確認します。ゲームが進むと、聴診器や打腱器、ポータブルX線装置といった診断ツールが追加され、より精密な検査が可能になります。検査結果はタブレットに記録し、生存者を「生存者ブロック」「隔離」「研究室」、そして「処理」のいずれかに振り分けます。特に「処理」は、文字通り感染者を排除する選択肢であり、その判断には常に重い責任が伴います。
判断を惑わす症状と多様なゲームシステム
症状の重さは緑(軽度)、オレンジ(要観察)、赤(明確な感染)の3段階に分けられます。一見すると簡単そうですが、実際には非常に複雑です。単なる汚れなのか、傷なのか。痣なのか、壊死なのか、あるいはタトゥーなのか。プレイヤーは自身の直感に頼ることになりますが、その直感が常に正しいとは限りません。隔離スペースが埋まり、生存者受け入れのノルマが上がっていく中で、「まあ大丈夫だろう」と判断を誤る誘惑に常にかられます。検査以外にも、数日ごとに夜間に発生するドローンを用いたゾンビ襲撃「レイド」は、アーケードシューティングのような爽快感があり、検査の緊張感から一時的に解放される良い息抜きとなります。また、拠点設営の要素もあり、隔離部屋やキャンプの拡張、発電機、食堂、診療所の維持管理も重要です。
研究室ミニゲームの課題
一方で、新しい症状の特定に不可欠な研究室でのミニゲームは、改善の余地があるようです。限られた時間内に標的となる臓器を抽出するため、周辺の臓器を破壊するのですが、操作が直感的ではなく、多くのプレイヤーが苦戦しています。Xboxのゲームパッドでの操作性やチュートリアルの不足が原因かもしれません。この部分がスムーズにいかないことで、新しい症状の発見が滞り、多くの疑わしい人々を無駄に「処理」してしまうことにもつながってしまいます。
人間性が試される倫理的なジレンマ
ゲーム全体を通して約1ヶ月間、これらの要素をバランス良く管理していくことになります。5日ごとにキャンプからの避難が行われ、生存者を医療施設(研究ポイント獲得)または軍事施設(資金獲得)に送ります。しかし、彼らがその後どうなるのかは、プレイヤーには知らされません。このゲームは、人々に死を宣告する行為が日常業務と化しても、検査ラインを通る人々の人間性を無視させないよう作られています。家族との再会を懇願する者、秘密を守ってほしいと頼む者、あるいは暴力的に反発する者もいます。英語以外の言語で話しかけてくる生存者もいますが、ゲームは彼らの言葉を翻訳しません。これは、最も脆弱な瞬間に、プレイヤーが彼らの生殺与奪を握る恐ろしい力を持っていること、そしてその力をいかに簡単に乱用できるかを浮き彫りにしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | Xbox Game Pass、PC(Steam) |