← 最新記事一覧

『The Elder Scrolls IV: Oblivion』のテスト中にインターンが毒リンゴでAIを出し抜き、開発者も驚愕した伝説のプレイが明らかに!予測不能なゲーム体験が生まれる裏側とは

2026年08月11日 | #ゲーム | GamesRadar+

『The Elder Scrolls IV: Oblivion』のテスト中にインターンが毒リンゴでAIを出し抜き、開発者も驚愕した伝説のプレイが明らかに!予測不能なゲーム体験が生まれる裏側とは

ベセスダ・ソフトワークスの人気RPG『The Elder Scrolls IV: Oblivion』のテストプレイ中に、当時のインターンがゲームのAIを出し抜くことに成功し、その意外な結果に驚きを隠せなかったというエピソードが明かされました。この話は、現在『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』のアートリードを務めるダン・リー氏が、Nintendo Lifeのインタビューで語ったものです。

AIの裏をかいた「毒リンゴ作戦」とは

ダン・リー氏は、ゲームのAIが飢餓状態になると食べ物を探すというメカニクスを学んだ際に、あるクエストでそのシステムを悪用できないかと考えたとのことです。そのクエストでは、船に乗って船長を倒すという内容で、通常は船長を倒すとすぐに副官と別の敵に襲撃される展開になります。しかしリー氏は、船長の部屋に忍び込み、すべての食べ物を奪った上で、船長のポケットに毒リンゴを忍ばせたそうです。その後、時間を置いて待機すると「クエスト完了」のポップアップが表示され、船長が死亡したことが確認されました。この結果に驚いたリー氏が、デザイナーのエミル・パグリアルロ氏に「こんな事態まで想定していたなんて信じられない!」と伝えたところ、パグリアルロ氏からは「いや、それはゲームシステムがうまく機能しただけだよ」という返答があったとのことです。

予測不能なゲーム体験が没入感を高める

この出来事は、リー氏にとって20年以上経った今でも忘れられない思い出として残っているそうです。『Oblivion』のシステムが予期せぬ形で作用し、「予想外の楽しさ」を生み出した好例と言えるでしょう。このようなプレイヤーの行動によってシステムが連携し、非スクリプト的で有機的な体験が生まれることが、『Oblivion』のようなRPGの没入感を高め、何度でもプレイしたくなる魅力につながっているとリー氏は語っています。もちろん、ベセスダのRPG特有の愛すべきバグも、ある意味でその体験の一部として受け入れられているのが実情です。