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ゲーム業界でAI利用が拡大も、開発者の不安は増大 - 生成AIへの懸念とレイオフ続く現状

2026年01月31日 | #ゲーム | Digital Trends Gaming

ゲーム業界でAI利用が拡大も、開発者の不安は増大 - 生成AIへの懸念とレイオフ続く現状

ゲーム業界では、AIの活用が急速に進む一方で、多くの開発者はその影響を懸念していることが明らかになりました。最新の調査によると、約半数のゲーム業界関係者が、生成AIが業界にとって「悪い影響を与えている」と考えているとのことです。この数値は昨年から大きく増加しており、AIのポジティブな影響を評価する声は減少傾向にあるようです。

開発者のAIへの懸念

AIツールの活用は進んでいるものの、開発者の間では、AIが「役に立つことよりも多くの問題を引き起こす」という声も聞かれています。具体的には、AIが生成した不完全なアセット(画像やデータなど)を修正するために、アーティストやデザイナーが時間を費やすケースがあるとのこと。さらに、これらの修正作業が、将来的に自分たちの仕事を奪う可能性のあるAIシステムを「トレーニング」することにつながるのではないか、という不安も抱えているようです。

開発現場の現状

この調査は、2,300人以上のゲーム業界関係者を対象に行われました。AIへの懸念が高まる背景には、業界全体で続く人員削減の影響もあると指摘されています。調査対象者の約3割が過去2年間に解雇されており、多くの企業でレイオフが実施されている現状が浮き彫りになっています。それでもなお、36%の業界関係者が業務で生成AIツールを使用していると答えており、AIとの共存を模索する動きも見られます。

項目 内容
AIの「悪影響」懸念 52%の業界関係者が生成AIは業界に悪い影響を与えていると回答(前年比増加)
AIツールの利用率 36%の業界関係者が業務で生成AIツールを利用(職種により差あり)
レイオフの現状 過去2年間で28%の回答者が解雇を経験、半数の回答者は直近12ヶ月で雇用主によるレイオフがあったと回答