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PlayStationが『Demon’s Souls』リメイクで知られるBluepoint Gamesの閉鎖を発表、約70名の従業員が影響を受けることに

2026年02月20日 | #ゲーム | VGC

PlayStationが『Demon’s Souls』リメイクで知られるBluepoint Gamesの閉鎖を発表、約70名の従業員が影響を受けることに

PlayStationは、『Demon’s Souls』のリメイクなどで知られる人気開発スタジオBluepoint Gamesを閉鎖すると発表しました。ソニーの広報担当者はBloombergに対し、約70名の従業員が職を失うことになると明らかにしており、この決定は「最近の事業見直し」の結果であるとしています。Bluepoint Gamesは、数々の名作のリメイクやリマスターを手がけてきた実績があり、PlayStationコミュニティに「並外れた体験」を提供してきた「信じられないほど才能のあるチーム」だったとのことです。

閉鎖の背景と業界の現状

PlayStation Studiosの責任者であるハーマン・ハルスト氏は、このBluepoint Games閉鎖の決定が「ますます厳しくなる業界環境」によるものだとReseteraに投稿されたメッセージで述べています。開発コストの高騰、業界成長の鈍化、プレイヤー行動の変化、そして広範な経済的逆風が、持続可能なゲーム開発を困難にしていると説明されており、この現実に対応するためには、継続的な適応と進化が必要であると強調されています。

Bluepoint Gamesの歴史とソニーとの関係

Bluepoint Gamesは、長年にわたりソニーと協力関係を築いてきたスタジオです。過去には、『God of War Collection』、『Metal Gear Solid HD Collection』、『The Ico & Shadow of the Colossus Collection』、『Uncharted: The Nathan Drake Collection』、『Gravity Rush Remastered』といった数々のリマスター作品を手がけてきました。そして、最も記憶に新しいのが2020年にPS5向けにリリースされた『Demon’s Souls』のリメイクです。ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、これらの複数のコラボレーションを経て、2021年にテキサス州オースティンに拠点を置く同スタジオを買収しました。

ライブサービスゲームの中止と今後の展望

昨年、ソニーがBluepoint Gamesで開発中だったライブサービスゲームを中止したことが明らかになっています。このプロジェクトは『God of War』シリーズをベースにしたものだったとのことですが、ソニーがライブサービス分野への進出を試みる中でのキャンセルとなりました。しかし、この時点ではスタジオの閉鎖はないとされていました。今回の閉鎖により、PlayStationが近年閉鎖したスタジオはFiresprite、Neon Koi、Firewalkに続き4番目となります。ソニーは直近の決算で、ゲーム部門の売上高と営業利益の予測を上方修正しており、グループ全体の利益も前年比22%増となっていますが、厳しい事業環境が続いていることがうかがえます。