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『XCOM』のジェイク・ソロモン氏が設立した新スタジオMidsummer Studiosが閉鎖、生成AIを活用した物語創作ゲーム『Burbank』の開発中止が明らかに

2026年02月20日 | #ゲーム #発売 | VGC

『XCOM』のジェイク・ソロモン氏が設立した新スタジオMidsummer Studiosが閉鎖、生成AIを活用した物語創作ゲーム『Burbank』の開発中止が明らかに

『XCOM』シリーズで知られるゲームクリエイター、ジェイク・ソロモン氏が設立した新スタジオ「Midsummer Studios」が閉鎖されることが明らかになりました。同時に、同スタジオで開発が進められていたものの、今回キャンセルとなってしまった新作ゲーム『Burbank』の映像が公開され、その革新的な内容が注目を集めています。ソロモン氏はFiraxis Gamesで23年間ものキャリアを積み、『XCOM 2』や『Marvel’s Midnight Suns』のクリエイティブディレクターを務めた後、2023年初頭に独立。2024年5月には元Firaxisのウィル・ミラー氏と共にMidsummer Studiosを立ち上げ、ライフシミュレーションジャンルの新作に取り組んでいると発表していました。

生成AIを活用した物語創作ゲーム『Burbank』

キャンセルされた新作ゲーム『Burbank』は、「ライフシムと『トゥルーマン・ショー』を合わせたようなゲーム」とソロモン氏自身が語る、非常にユニークなタイトルだったとのことです。プレイヤーはプロンプトを入力することでキャラクターたちの物語を生成し、ゲーム内でAIがストーリーを紡ぎ出すという仕組みでした。公開された早期ビルドの映像では、このAIを活用した物語生成システムがどのように機能するかが紹介されています。ソロモン氏は「私たちがこのゲームをプレイする瞬間には、キャラクターがこれまでに経験したことのない方法で生き生きと動き出すのを感じました」とコメントしており、既存のライフシミュレーションとは一線を画す体験を目指していたことがうかがえます。

AIの役割とクリエイターへの配慮

『Burbank』では、キャラクターの記憶、推論、会話にAIが利用されていましたが、アートワークはすべて才能あるアーティストによって制作されていたとのことです。ソロモン氏は「AIで開発者を置き換えることには興味がありませんでした」と強調しており、クリエイティブな部分でのAIの活用と、人間のクリエイターの役割とのバランスを考慮していた様子がうかがえます。しかし、一部からは、ライターや声優といった開発プロセスの一部をAIが代替しているように見えるという意見も寄せられています。ソロモン氏は「人々はストーリーテラーであり、彼らが夢見るどんなストーリーやキャラクターでも共有してほしい」という思いから『Burbank』を開発していたとしており、まさに「物語版マインクラフト」のような体験を目指していたようです。

項目 内容
スタジオ名 Midsummer Studios
開発中止タイトル Burbank
ゲームジャンル ライフシミュレーション