PlayStationを代表するリメイクを手がけたBluepoint Gamesが閉鎖、業界から悲痛な声が続々「失われた知識の量は途方もない」
2026年02月20日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、人気リメイク作品を手がけてきたBluepoint Gamesを閉鎖したことを発表しました。この閉鎖により、約70名の従業員が影響を受けるとのことです。Bluepoint Gamesは、『ワンダと巨像』や『Demon's Souls』のリメイクなど、PlayStationを代表する高品質なリメイク作品を数多く開発してきました。2021年にソニーに買収された後、ライブサービス型ゲームへの方針転換を命じられ、『ゴッド・オブ・ウォー』のライブサービスゲームを開発していたものの、昨年1月にこのプロジェクトは中止されていました。今回の閉鎖は、ゲーム業界で続く人員削減の波の一環として、多くの開発者から懸念と悲しみの声が上がっています。
業界からの悲痛な声
今回のBluepoint Gamesの閉鎖に対し、ゲーム開発者コミュニティからは惜しみない愛情とサポートが寄せられています。MythwreckedのディレクターであるAlex Kanaris-Sotiriou氏は、「Bluepoint Gamesこそ、既存の愛されるIPを高品質なリメイクで強化するために必要なスタジオだと考えていた」と述べ、同スタジオが手がけた『ワンダと巨像』リメイクの美しい画像を投稿しています。また、Devolver DigitalのコミュニティストラテジストであるHarris Foster氏も、「本当に壊滅的だ。Bluepointは文字通り、常に驚異的な仕事をしてきた」とコメント。さらに、『バルダーズ・ゲート3』で知られるLarian Studiosのパブリッシングディレクター、Michael 'Cromwelp' Douse氏は、「失われた知識の量は、文字通り途方もない」と、スタジオが培ってきた技術や経験が失われることへの懸念を表明しています。
業界の厳しさと将来への警鐘
一方で、Bluepoint Gamesの閉鎖は、ゲーム業界の厳しさを浮き彫りにしています。OriシリーズのディレクターであるThomas Mahler氏は、「悲しいことに、ゲーム業界におけるレイオフの波はまだ終わっておらず、今後も大規模なレイオフが控えている」と警鐘を鳴らしました。過去数年間で、多くのスタジオが突然姿を消し、プロジェクトが中止され、チームが解散する事例を見てきたとのことです。安定した職だと考えられていた人々も、突然職を失う状況に直面していると語っています。しかし、元スクウェア・エニックスの幹部であるJacob Novac氏のように、ソニー幹部がシングルプレイヤーゲームだけでは収益を上げられないと判断し、より収益性の高いライブサービスゲームに賭けるのは合理的な経営判断だと捉える声も一部にはあります。