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『Saints Row』シリーズの元デザインディレクターが「フランチャイズは死んだ」と語る:IPホルダーEmbracer Groupからの連絡途絶と再起動版の不評が背景に

2026年02月21日 | #ゲーム | Eurogamer

『Saints Row』シリーズの元デザインディレクターが「フランチャイズは死んだ」と語る:IPホルダーEmbracer Groupからの連絡途絶と再起動版の不評が背景に

かつて『Saints Row』シリーズのデザインディレクターを務めたクリス・ストックマン氏が、同シリーズについて「フランチャイズは死んだ」との見解を示しました。昨年11月には、2022年の再起動版の不評を受け、シリーズ復活への意欲を見せていたストックマン氏ですが、その後、IPホルダーであるEmbracer Groupから連絡が途絶えたと明かしています。ストックマン氏は、自身のアイデアをEmbracer Groupに売り込んだものの、何の進展もなかったことを示唆しており、シリーズの未来に対して悲観的な見方を示しています。

シリーズの「死」を宣言

ストックマン氏はDiscordでのファンとのやり取りの中で、Embracer Groupが「彼をゴーストした」と表現し、フランチャイズに関して「何もできない状態」にあると述べています。最後の正統なシリーズ作品から10年が経過していることを嘆くファンに対し、ストックマン氏は「正直なところ、残念ながらフランチャイズは死んだと思う」と回答しています。Embracer Groupがシリーズに対して何かをする能力を全く持っていないように感じるとも付け加えており、事態が異なることを願いつつも、自身が提示した再生への道筋が閉ざされたことを示唆しています。

不評だった再起動版とスタジオ閉鎖の余波

今回のストックマン氏の発言は、Saber InteractiveのCEOが2022年の再起動版と開発元であるVolitionについて厳しい言葉を述べたことに続くものです。Volitionは2023年、当時の親会社Embracer Groupの再編プログラムの一環として閉鎖されました。Saber Interactiveのマット・カーチCEOは、Volitionが「何を作っているのか分かっていなかった」「明確な方向性がなかった」と述べ、「あの惨状の後、誰が次のゲームに資金を出すというのか?」とまで語っています。これらの発言からも、シリーズの再構築がいかに困難であったか、そしてその後の展望がいかに厳しいものであるかが伺えます。