Tencent傘下の『Pokémon UNITE』開発スタジオTiMi Montrealが閉鎖を発表―AAA級オープンワールドゲーム開発の夢は叶わず、『Call of Duty: Mobile』などモバイルタイトルに注力していたが5年の歴史に幕
2026年02月23日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
中国の巨大企業Tencent傘下のゲーム開発スタジオTiMi Montrealが、2026年2月20日付けで閉鎖されたことが明らかになりました。このスタジオは、『アサシン クリード』シリーズの元クリエイティブディレクターであるアシュラフ・イスマイル氏が率いており、AAA級のオープンワールドゲームの開発を目指していましたが、今回の閉鎖により、その活動に幕を下ろすことになります。
TiMi Montrealの軌跡と開発タイトル
TiMi Montrealは、過去5年間にわたり「AAAオープンワールドマルチプラットフォームゲーム」の開発を目標に掲げていました。しかし、実際には2020年以前のTiMiの別名であるJade Studioから引き継いだタイトルや、『Pokémon UNITE』、『Call of Duty: Mobile』といったモバイルゲームのスピンオフ作品に主に携わっていたとのこと。特に『Call of Duty: Mobile』は、4月にサービス終了予定の『Warzone Mobile』とは異なるタイトルとして運営されていました。スタジオのLinkedInプロフィールによると、TiMi Group全体では5,000人から10,000人規模の従業員を抱えているとされています。
スタッフからのメッセージと背景
スタジオの閉鎖については、以前から「差し迫っている」との情報があったとゲーム関連メディアが報じています。あるシニアゲームプレイプログラマーはLinkedInで、「チームはこれが来ることを以前から知っていたが、現実を受け入れるのが楽になるわけではない」とコメントしています。また、シニアデザイナーも「このチームは才能だけでなく、仲間意識においても並外れていた。非常に長く心に残る経験であり、その一員であったことを光栄に思う」と語っており、スタッフ間の結束の強さがうかがえます。今回の閉鎖は、Tencentが欧米のスタジオを閉鎖する動きの一環と見られており、今後の業界への影響が注目されます。