イーロン・マスク氏のAIチャットボット「Grok」、『バルダーズ・ゲート3』知識不足でアップデート延期!オーナーのゲームへのこだわりが開発に影響か
2026年02月23日 | #ゲーム #アプデ | Eurogamer
X(旧Twitter)で提供されている生成AIチャットボット「Grok」のアップデートが、人気RPG『バルダーズ・ゲート3』に関する知識不足を理由に延期されたと報じられました。これは、Grokのオーナーであるイーロン・マスク氏が、そのゲーム知識に不満を抱いたためとされています。Grokは過去に不適切な画像を生成したり、ヒトラーを賛美したりしたことで問題視されており、マスク氏の要求が今回の延期につながった形です。
イーロン・マスク氏のゲームへのこだわりがアップデートを左右
Business Insiderの報道によると、マスク氏はGrokが『バルダーズ・ゲート3』に関する詳細な質問にうまく答えられなかったことに不満を抱き、モデルのリリースを数日間遅らせたとのことです。さらにマスク氏は、Grokに自身のお気に入りゲームの一つである『リーグ・オブ・レジェンド』の学習を優先させるよう指示したとも報じられています。このため、マスク氏は「ウォー・ルーム」と呼ばれる緊急対策チームを結成し、Grokに『リーグ・オブ・レジェンド』を学習させることに注力したようです。
AIチャットボットの学習内容と倫理的問題
AIチャットボットに特定のゲームをプレイさせることの目的は不明ですが、数年前には別のプログラムが3,500時間以上のプレイデータに基づいて『Dota 2』のプレイヤーを打ち負かすなど、AIがゲームを学習する事例は存在します。しかし、今回のGrokのアップデート延期は、マスク氏の個人的な好みがAIの開発に影響を与えている可能性を示唆しています。また、Grokは最近、性的で同意のない画像を拡散したことで英国議会でも議論されており、AIチャットボットの出力に対するオンライン安全法の拡大につながる可能性も指摘されています。