『バルダーズ・ゲート3』開発元が語る! 激動のゲーム業界で経営陣に求められるのは「数字」より「ゲームへの愛」か? Larian Studiosのディレクターが経営層の「ゲーム理解」の重要性を提言
2026年02月24日 | #ゲーム | GamesRadar+
ゲーム業界では近年、スタジオ閉鎖や大規模な人員削減が相次いでいますが、その原因を巡ってさまざまな議論が交わされています。そんな中、『バルダーズ・ゲート3』の開発元であるLarian Studiosのパブリッシングディレクター、Michael Douse氏が、ゲームの品質を経営陣がどう判断すべきかについて、自身の見解をSNSで示しました。同氏は、経営幹部が数字だけに頼らず、ゲームの本質的な面白さを自力で理解する必要があると強く訴えています。
経営陣がゲームの質を直接見極める重要性
Douse氏によると、経営幹部は「機能不全な指揮系統」に依存して、次々と失敗するカタログに無謀な経済的投資を行うのではなく、ゲームの品質について独自に判断できるべきだとしています。つまり、現場からの報告や数値データだけで判断するのではなく、経営陣自身がゲームをプレイし、その面白さや魅力を直接体験することの重要性を強調しているのです。実際にプレイするからこそ、ユーザーが何を求めているのか、何がゲームを「良いもの」にしているのかを肌で感じ取れる、ということなのでしょう。
ユーザーとの距離感とゲームへの情熱
Douse氏は、「提供者と視聴者の距離がこれほど近い時代はない」と指摘し、ゲームをプレイしない経営幹部とユーザーとの距離が「指数関数的に大きくなる」と警鐘を鳴らしています。また、最高のゲームは、ゲームを愛する人々が意思決定を担うことで生まれると信じているとのこと。「心こそが良いゲームを作り、プレイヤーを繋ぐ」という彼の言葉は、まさにゲーム開発における情熱と理解の重要性を物語っています。業界の経済的な不確実性に対して、「意味のある数字」を見るだけでは、さらなる「断絶」を生むだけだとDouse氏は主張しており、ゲームへの深い理解と愛情を持つ人々が中心になるべきだという考えを示しています。