ZA/UMの新作RPG『Zero Parades』の核心に迫る! スパイの心を操る「コンディショニング」システムと90年代レトロフューチャーな世界観の秘密が明らかに!
ZA/UMが開発中の新作RPG『Zero Parades』の最新情報が公開されました。本作はスパイの世界を舞台に、プレイヤーが主人公ハルシェル・ウィルクのアイデンティティを形成していくというユニークなシステムが特徴です。プレイヤーは共産主義の共和国連合「ザ・スーパーブロック」のスパイとして、自身の信念や職業意識が絡み合う中で、ハルシェルというキャラクターを自由に形作っていきます。
スパイの心を操る「コンディショニング」システム
『Zero Parades』では、『Disco Elysium』の「思考キャビネット」システムをスパイ向けに再構築した「コンディショニング」システムが導入されています。世界を探索し、キャラクターと会話する中で新たなアイデアや概念に「順応」することで、主人公ハルシェルの人格が書き換えられ、新たな会話選択肢やロールプレイの機会が生まれます。これは、スパイの心を「仮面のコレクション」として捉え、今日の任務に必要な仮面を選択するという発想に基づいています。プレイヤーは、取り入れた思考を強化するか、あるいは拒絶するかを選択できます。例えば、「私は暴力的になりたくない」と抵抗することで、その後の行動に異なる影響を与えるとのことです。
90年代のレトロテクノロジーと歪んだアート
本作のゲーム内テクノロジーは、90年代の機器をモデルにしており、CRTテレビの画面を通してハルシェルの内面が表現されます。このテレビは完全ではない状態であり、あえて不完全なグリッチやエフェクトが施されています。これは、スパイの不安定な心を象徴しているとのことです。また、アートデザインは、ハルシェルの物理的な現実と精神的な現実という2つの領域を表現しており、『Disco Elysium』でもおなじみのAnton Vill氏が担当しています。彼のシュールで不穏なアートワークは、ハルシェルの歪んだ内面世界を色濃く反映しており、特に不安や自己否定の感情が渦巻く、奇妙でねじれた描写が印象的です。
スキルチェックと「プレッシャー」システム
本作では、前作『Disco Elysium』と比較してスキルチェックの頻度が増加しており、約3,000ワードごとにスキルチェックが発生します。これにより、プレイヤーはよりゲームに没入し、どんなスパイになりたいかを深く考えることになります。スキルは「運動」「心理」「知性」の3つのカテゴリに分けられ、それぞれ疲労、不安、錯乱を表す「プレッシャー」バーがあります。心理系のスキルチェックに失敗すると不安バーが上昇し、最大になると永続的なステータス低下を受けてしまうとのこと。さらに、「スキルチェックを発揮する」ことで、サイコロを振る回数を増やし成功率を高めることができますが、これは対応するプレッシャーバーを意図的に損傷させるというリスクを伴います。
ストレスを解消する「儀式」
プレッシャーバーが満タンになることを避けるため、プレイヤーはハルシェルに「儀式」を行わせることができます。これは、ベンチに座って日の出を見たり、タバコを吸ったり、コーヒーを飲んだり、街中で誰かに怒鳴りつけたりといった、世界各地で時間帯によって利用可能な小さな行動で、ストレスを軽減する効果があります。これらの儀式は探索や実験を通して発見する必要があり、プレイヤーのロールプレイの選択によって、暴力的なスパイであれば、怒鳴りつけるような儀式を自然と求めることになるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スキル数 | 15種類 |
| スキルチェック頻度 | 約3,000ワードごと |