『PUBG』を手がけるKRAFTONが「Chief AI Officer」を新設!「AI First」戦略でゲームプレイ、業務効率、新たな成長エンジンを追求する大規模投資と組織再編を発表
2026年02月24日 | #ゲーム #アプデ #発売 | VGC
『PUBG』などの人気タイトルで知られる韓国のゲームパブリッシャーKRAFTONが、AIを事業戦略の中心に据える「AI First」戦略をさらに推し進めるため、新たに「Chief AI Officer(最高AI責任者)」の役職を創設したことを発表しました。この重要な役職には、2022年からAI部門の責任者を務めてきたカンウク・リー氏が就任しており、今後、同社のAIに関する研究開発と中長期的なイノベーション戦略を統括していくとのことです。
KRAFTONの「AI First」戦略における3つの柱
KRAFTONが掲げる「AI First」戦略は、主に三つの柱を中心に展開されるとしています。一つ目は「ゲームプレイの向上」で、AIを活用したインタラクティブコンテンツの品質向上を目指し、具体的なAI機能の導入を進める方針です。例えば、AIが駆動するNPCの行動改善や、プレイヤーの没入感を高めるための基盤技術強化が挙げられます。二つ目は「業務効率の向上」で、AIを導入して反復的な技術タスクを自動化し、開発チームがクリエイティブな企画や問題解決により集中できる環境を整えるとしています。そして三つ目は「新たな成長エンジンの確保」として、ゲーム開発で培ったAI技術を基盤に、物理AIやロボティクス分野の研究にも力を入れていくとのことです。
大規模なAI投資と組織再編
KRAFTONは昨年10月に、AIを問題解決の中心に据えるべく開発体制を再編すると発表しており、GPUクラスターの構築に約1,000億ウォン(約7,400万ドル)を投資する計画を明らかにしています。これは、高度な推論と計画を必要とする多様なタスクをサポートし、エージェントAIの実装を加速させるための基盤となるものです。さらに、今年から毎年300億ウォン(約2,200万ドル)を追加投資し、従業員がAIツールを業務に活用できるよう積極的に支援するとしています。人事制度や組織運営もAIを中心に再構築されるとのことなので、KRAFTONがAIにどれほど本気で取り組んでいるかが伺えますね。