『ポケモンカードゲーム』をプレイせずとも楽しめる! 幼少期の経験から語るコレクションの魅力と友情の物語
かつてアメリカで『ポケモンカードゲーム』が人気を博し始めた頃、筆者は見知らぬ街へ転校したばかりの寂しい小学生でした。11月半ばの転校だったため、すでにクラスにはグループができており、居場所を見つけるのは困難を極めていたそうです。しかし、クラスメイトの多くが『ポケモンカード』のバインダーを持ち歩いていることに気づき、クリスマスに『ポケモンカード』のパックをねだりました。念願のカードを手に入れた筆者は、ルーズリーフの代わりにカードスリーブで満たされたバインダーを手に、冬休み明けの初日を迎えました。
プレイしない楽しみ方
休み時間、ポケモンキッズの輪に入った筆者は、『ポケモンカード』がただ集めるだけでなく、ゲームとしてプレイされるものだと気づきます。しかし、遊び方を知らなかったため、周りからは驚かれ、気まずい思いをしたと語っています。それでも、ある男の子が遊び方を教えてくれたものの、その時のプレッシャーからか、ルールは頭に入ってこなかったそうです。その後も何度か試みたものの、男の子たちのグループには馴染めず、次第に一人でカードを眺める時間が増えていきました。
友情を育んだコレクション
ある日、デッキを整理していると、クラスの女の子が「何してるの?」と話しかけてきました。筆者が「可愛い順にカードを整理している」と答えると、その女の子も「私も遊び方知らないの!」と興奮気味に話し、二人は意気投合。以来、休み時間には一緒にカードを整理したり、交換したりして過ごすようになったとのこと。その後も、ゲームのルールを知っている子も知らない子も、たくさんの女の子たちがグループに加わり、男の子のグループと同じくらいの規模になったそうです。
『ポケモンカードゲーム』が誕生から30年近く経った今でも、筆者は遊び方を知らないと話しています。かつて使っていたバインダーはもう手元にないものの、カードを集める行為自体が今では立派な趣味として認められていることに喜びを感じているとのこと。バトルでの強さではなく、可愛さでカードを整理するのも自由なのだと筆者は語っています。転売屋の存在やカードの鑑定など、様々な側面はあるものの、最終的には「楽しむこと」が最も重要であり、それこそがゲームの目的だと結んでいます。