Discord、ユーザーからの反発を受け年齢確認機能の導入を2026年後半に延期、ただし年齢確認自体は実施予定で「透明性」の向上を約束するも、ユーザーのプライバシー侵害への懸念は残る
2026年02月25日 | #ゲーム #アプデ | GamesRadar+
Discordは、ユーザーから大反響を呼んだ年齢確認機能の導入について、その計画を2026年後半まで延期すると発表しました。共同創設者であるスタニスラフ・ヴィシュネフスキー氏は、1,857語にわたるブログ投稿でユーザーからの批判に謝罪する姿勢を見せていますが、年齢確認自体は予定通り実施されるとのことです。
年齢確認機能の具体的な内容
Discordが以前から説明している通り、年齢確認が必要となるのは、成人向けコンテンツへのアクセスや「ステージ」配信での発言といったごく一部の機能に限定されるとのことです。しかし、多くのユーザーが全ユーザーに年齢確認が必須になると誤解している状況に対し、ヴィシュネフスキー氏は「我々の最も基本的な仕事である『何を、なぜ行うのかを明確に説明する』ことに失敗した」と述べています。
計画の見直しと透明性の向上
今回の延期に伴い、Discordは年齢確認計画にいくつかの変更を加えるとしています。最も具体的な変更点としては、ネタバレチャンネルのオプションが追加されることで、サーバーが同様の機能のために年齢制限を設ける必要がなくなることが挙げられます。また、年齢確認の新たな方法も追加される予定ですが、具体的な内容はまだ明らかにされていません。その他の変更点については、年齢確認サービスを提供するベンダーの内訳を公開するなど、「透明性」の向上に関するものが中心となっています。昨年、一部のベンダーでデータ漏洩が発生したことを考慮すると、これは特に重要な懸念事項とされています。さらに、年齢確認に関する「透明性レポート」や、自動年齢判定システムの仕組みを説明する「技術ブログ」の公開も予定しているとのことです。
自動年齢判定システムの詳細
Discordは、90%以上のユーザーが現在の利用方法を続ける上で年齢確認を必要としないと述べています。これは、アカウントの存在期間、支払い方法の登録有無、参加サーバーの種類、一般的なアカウント活動パターンといった「アカウントレベルのシグナル」を追跡することで、多くの成人ユーザーの年齢をユーザーのアクションなしに自動で判定できる内部安全システムによるものとのことです。ヴィシュネフスキー氏は、「メッセージを読んだり、会話を分析したり、投稿コンテンツを閲覧したりすることはない」と強調しています。