『The Lord of the Rings: Gollum』などで知られるパブリッシャーNaconが破産手続きを開始、事業継続と雇用維持に向け債務再編へ
2026年02月25日 | #ゲーム #ニュース | GamesRadar+
フランスを拠点とするゲームパブリッシャーおよび周辺機器メーカーであるNaconが、先日報じられた通り、破産手続きを開始したとのことです。同社はこれまでにも、アクションアドベンチャー『Hell is Us』やFPS『RoboCop: Rogue City』、そして2023年にリリースされた『The Lord of the Rings: Gollum』といったタイトルをパブリッシングしてきました。今回の措置は、主に親会社であるBigben Interactiveが債券ローンの一部返済を行えなかったことに起因していると説明されています。
資金繰りの悪化が決定打に
Naconの発表によると、親会社Bigben Interactiveが銀行団からの予期せぬ、かつ遅れての拒否により、債券保有者への債券ローンの一部返済が不可能になったことが、Nacon自身の事業に大きな影響を与えたとのことです。長期的な投資サイクルと大きな変革期にあるゲーム業界において、Naconの流動性状況は急速な財務再編を必要としており、事業継続のために裁判所の監督下で債務の再編手続きを検討しているとされていました。現状、Naconの手元にある資産では支払期日の到来した負債を履行できない状況にあり、この結果として今回の破産手続きに至ったようです。
事業継続と雇用維持への取り組み
今回の破産手続きの目的は、会社の活動の持続可能性を確保し、従業員を保護し、雇用を維持するためのあらゆる可能な解決策を評価することにあるとのことです。また、債権者との間で冷静かつ建設的な枠組みの中で再交渉を進める意向を示しています。このニュースは、Naconが最近になってEAからWRCライセンスを再取得し、2027年以降にFIA世界ラリー選手権に基づいたゲームをパブリッシングする予定であったことを考えると、少なからず驚きをもって受け止められています。