新作FPS『Highguard』、ローンチからわずか2週間でスタッフの大部分を解雇した背景と開発秘話が明らかに。なぜ開発元のWildlight Entertainmentは急速に成功と転落を経験したのか
2026年02月27日 | #ゲーム #発売 | Game Informer
新作FPS『Highguard』の開発元であるWildlight Entertainmentは、The Game Awards 2026での発表後、PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC向けに本作をリリースしました。しかし、ローンチ直後にSteamでの同時接続プレイヤー数が10万人を超えたものの、その数は急速に減少。これを受け、Wildlightはローンチからわずか2週間後に約100人のスタッフのほとんどを解雇しました。現在、20人未満の従業員で運営されており、彼らがレイオフ後も2つの大型アップデートを配信しているとのことです。
急速な成功と転落の裏側
Bloombergの新たなレポートでは、『Highguard』の開発背景からローンチ後の状況までが詳細に語られています。2021年、EA傘下のRespawn Entertainmentで働いていた少数の開発者が退社し、新しいスタジオを設立しました。彼らは『Apex Legends』の成功を目の当たりにし、その収益の大部分が開発者には還元されていないことに不満を抱いていたといいます。そこで、新しいスタジオを立ち上げ、サプライズローンチで成功するライブサービス型シューターを開発し、その利益を従業員間で共有するというアイデアが生まれました。Wildlightの共同創設者兼CEOであるDusty Welch氏は、この利益分配プログラムを掲げ、多くの才能を引きつけました。当初は『Rust』のようなサバイバルゲームとして開発されていたものが、最終的に『Highguard』としてローンチされたレイドシューターへと変貌を遂げたようです。
テストとリーダーシップの判断
レイドシューターへの移行後、社内スタッフや外部プレイヤー、さらにはTencentのTiMi Studio Groupとのテストが実施されました。これらのテストでの評価は良好だったものの、一部の従業員からは、実際のプレイ環境を正確に反映していないのではないかという懸念の声が上がっていたとBloombergは報じています。開発者はテスターにゲームの仕組みを説明し、ゲーム内でのコミュニケーションを促していましたが、実際のローンチ後にはこうしたサポートがないため、懸念があったようです。そのため、一部の従業員はベータテストやオープンプレイテストを通じて、ローンチ前に一般プレイヤーに『Highguard』をプレイさせることを提案しましたが、Wildlightのリーダーシップはこの提案を却下しました。彼らは『Apex Legends』が成功したように、ゲームを発表して数週間後にローンチするという戦略を模索していたとのことです。結果として、『Highguard』は発表後すぐに評判が悪化し、ローンチ前からミーム化する事態となりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | PlayStation 5, Xbox Series X/S, PC |