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『World of Warcraft: Midnight』リードコンポーザーが語る音楽制作秘話!歪んだギターサウンドや新種族の音楽的表現に挑戦し、新たな世界観を構築

2026年02月27日 | #ゲーム #発売 #アプデ | Game Informer

『World of Warcraft: Midnight』リードコンポーザーが語る音楽制作秘話!歪んだギターサウンドや新種族の音楽的表現に挑戦し、新たな世界観を構築

Blizzard Entertainmentが手掛ける人気MMORPG『World of Warcraft: Midnight』のリリースを目前に控え、リードコンポーザーのLeo Kaliski氏が本作の音楽制作について語りました。過去のシリーズ作品を長年プレイしてきたファンであるKaliski氏は、本作では新たな試みとして歪んだギターサウンドの導入や、未開の文化を持つ新種族の音楽的表現に力を入れたとのことです。

新たな試みが織りなすサウンド

『World of Warcraft』の音楽は伝統的にオーケストラルなサウンドが特徴とされてきました。しかし、Kaliski氏は今回の拡張版で登場する新ゾーン「Voidstorm」のテーマに合わせ、歪んだギターサウンドを導入したと明かしています。「Voidstorm」は強者が弱者を食らうという捕食のテーマを持つ荒々しいゾーンであり、開発チームは「できる限りメタルな雰囲気を出したい」と話していたため、ギターサウンドが最適だと判断したとのこと。この新しい試みは、音楽がプレイヤーの邪魔にならないよう、リバーブを多めにかけたり、使いすぎないように調整されています。また、Blood Elvesの故郷であるQuel’Thalasの音楽は、オリジナルのテーマを尊重しつつ、より高音質で明るく壮大なものへと進化しています。

未知の文化を音で表現

新種族Haranirが登場するゾーン「Harandar」の音楽制作には、多くの試行錯誤があったようです。Haranirは防御的で攻撃的、原始的な文化を持つ一方で、一度信頼を得ると非常に親切な人々という複雑な背景を持っています。Kaliski氏は、このゾーンの音楽に弓で弾くような音色やパーカッション、弦を弾くような音を取り入れ、最終的にはコンポーザーのAdam Burgess氏が提案した、メロディを歌うというよりは楽器のように声を使う「チャントや声の挿入」というユニークなボーカルスタイルを採用しました。これにより、Haranirの文化がより鮮明に表現され、ゾーン全体に生命が吹き込まれたとのことです。また、Kaliski氏は、AI音楽について「まだ人間が作った音楽には遠く及ばない」と感じており、Blizzardでは生成AIを使用せず、自分たちが「クールだ」と思う音楽を純粋に制作していると語っています。

項目 内容
プラットフォーム PC, Mac
ジャンル MMORPG