『Highguard』失敗の背景に開発チームの「傲慢さ」か?『Apex Legends』に続く自信が招いた悲劇的な結末とその後の動向を追う
2026年02月27日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
2026年に期待を集めながらも、リリース直後に多くの開発者が解雇されるという衝撃的な事態に見舞われたゲーム『Highguard』について、その失敗の原因を巡る詳細なレポートが公開されました。ブルームバーグのジェイソン・シュライアー氏が元開発者10名に取材したところによると、その大きな要因は、開発チームのリーダーシップ層にあった「傲慢さ」だとのことです。彼らは、自身が『Apex Legends』に続く大ヒット作を生み出すと確信しており、事前テストやフィードバックを拒否していたと報じられています。
成功を確信していた開発チームの誤算
『Highguard』の開発を率いたのは、『Apex Legends』を手がけたRespawn Entertainmentのベテランたちでした。彼らは自分たちの経験と手腕に絶大な自信を持っており、「どう転んでも失敗するはずがない」という内部の楽観的なムードが支配的だったそうです。しかし、ゲームアワードで公開されたトレーラーは、期待とは裏腹に多くのプレイヤーを失望させ、そこから歯車が狂い始めたと元開発者は語っています。初期の段階でプレイヤーからのフィードバックを募る機会があったにもかかわらず、リーダーシップ層がそれを拒否したことが、結果的にゲームの方向性を誤らせた一因とされています。
リリース後の急激なプレイヤー減少と突然の資金引き上げ
Steamでのローンチ時、ピーク時には約10万人の同時接続プレイヤーを記録し、一時的には好調なスタートを切ったかに見えました。しかし、批評家やユーザーからのレビューは芳しくなく、その結果、プレイヤー数はわずか1週間で約90%も減少するという壊滅的な事態に陥りました。開発元のWildlightは、プレイヤーの定着率を最大の問題として認識していましたが、Tencentからの潤沢な資金があったため、少なくとも数カ月はゲームを継続できるという楽観的な見方をしていました。ところが、ローンチからわずか2週間後、Tencentが資金提供を打ち切ることを決定。その結果、全従業員を集めた会議で、100名規模のチームのほとんどが解雇されることが伝えられました。現在も約20名の開発者がスタジオに残り、ゲームの立て直しを図っているとのことですが、Steamの現行チャートは厳しい状況を示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース後のピーク時同時接続数(Steam) | 約10万人 |
| 1週間でのプレイヤー減少率 | 約90% |