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Metacritic、『Resident Evil Requiem』のAI生成レビューを削除し、ゲームレビュー業界に警鐘を鳴らす事態に発展

2026年02月27日 | #ゲーム | IGN

Metacritic、『Resident Evil Requiem』のAI生成レビューを削除し、ゲームレビュー業界に警鐘を鳴らす事態に発展

この度、ゲームレビュー集計サイト「Metacritic」が、『Resident Evil Requiem』に関するレビューを削除したと発表しました。これは、英国の老舗ゲームサイト「Videogamer.com」が、AIによって生成されたと疑われるレビューを掲載したことが原因とされています。Metacriticは、AI生成レビューの掲載を一切認めない方針を改めて表明し、今後も同様の事案に対しては厳格に対応する姿勢を示しています。

AI生成レビュー問題が浮上

今回の騒動の中心となったのは、「Videogamer.com」に掲載された『Resident Evil Requiem』のレビューです。このレビューは「Brian Merrygold」という名義で公開されましたが、この著者の実在が疑われる事態となりました。プロフィール画像にはAI生成ツール「ChatGPT」で作成されたことを示唆するURLが含まれており、他にも複数の不審な著者名義でAI生成とみられるギャンブル関連コンテンツが掲載されていたとのことです。Videogamer.comは最近、人間のライターを解雇しており、その後、これらのAI生成とみられるペルソナを使ってゲームレビューも公開し始めたことが判明しています。

Metacriticの厳格なポリシー

Metacriticの共同創設者であるMarc Doyle氏は、この問題を受けて「Metacriticでは、AIが生成した批評家のレビューを一切掲載しないポリシーを掲げており、もし掲載された場合は直ちに削除し、徹底的な調査が行われるまでその媒体との関係を無期限に断つ」とコメントしました。同社は25年間にわたり信頼できるレビュー情報源としての地位を築いており、新規媒体の追加には厳格な審査プロセスを設けています。しかし、媒体の売却やライティングスタッフの交代といった状況で、盗用や詐欺、AI生成レビューといった問題が発生する可能性を指摘しています。今回の件は、AIの台頭により、ジャーナリズム全体が直面する課題を浮き彫りにする出来事と言えるでしょう。