『Under Night In-Birth 2 Sys:Celes』が2024年初頭に発売され、今もなお高い評価を得ています。美しいドット絵と奥深いシステム、そして充実した練習モードが格闘ゲームファンの心を掴む2D対戦格闘ゲームの決定版として注目。
2026年02月28日 | #ゲーム #発売 #アプデ | IGN
2024年初頭に発売されたアークシステムワークスの2D対戦格闘ゲーム『Under Night In-Birth 2 Sys:Celes』(アンダーナイトインヴァース2 シスタセレス)が、その卓越した完成度から、今もなお高い評価を得ています。本作は、2012年に登場した初代『Under Night In-Birth』の基礎をさらに発展させ、スピーディーなアニメ系格闘ゲームの興奮と現代的な利便性を兼ね備えている点が特に注目されています。美しいドット絵と奇抜なキャラクターデザインはもちろん、充実したオンライン環境やリプレイ中のキャラクター操作機能など、プレイヤーのスキルアップを強力にサポートする機能も充実しており、その奥深いゲームシステムは、格闘ゲームファンにとって長く楽しめる作品となっています。
柔軟なコンボシステムと奥深いGRDシステム
本作のバトルシステムは、プレイヤーの自由度を非常に高く設計しています。一般的な格闘ゲームでは、弱攻撃から中攻撃、強攻撃へと繋ぐといったコンボの基本がある程度決まっていることが多いですが、『Under Night In-Birth 2 Sys:Celes』では、強攻撃から弱攻撃、あるいはその逆といった自由な連携が可能です。ちょっとしたヒットからでも大ダメージに繋げられるため、直感的に大技を叩き込める爽快感があります。ただし、その手軽さとは裏腹に、ゲームスピードは非常に速く、相手のゾーン攻撃や複雑な連携には、GRDシステムをはじめとする様々なメカニクスを使いこなす必要があります。
GRDシステムは、画面下部に表示される6つのダイヤモンドで構成されたゲージを使った「綱引き」のようなミニゲームです。前進、攻撃のヒット、ガード、そしてリスクの高いシールドガードの成功などで味方側のゲージが溜まり、後退したり攻撃を受けたりすると減少します。中央のタイマーが一周した時点でより多くのゲージを溜めていたプレイヤーは「ヴォーパル状態」となり、攻撃力が10%アップするほか、「チェインシフト」という特殊なキャンセル技が使用可能になります。このGRDシステムは、初心者にはそこまで意識する必要がない一方で、上級者にとっては攻撃と防御、そしてGRDゲージの管理という複数の要素を同時に考える必要があり、戦略の幅を大きく広げる、まさに「巧妙な」システムと言えるでしょう。
個性豊かなキャラクターと充実の練習モード
本作の大きな魅力の一つは、アークシステムワークスが得意とする美しい2Dスプライトアートで描かれた個性豊かなキャラクターたちです。ミネルヴァの流れるような髪と素早い動き、セトの電光石火の斬撃、ヴァルドシュタインの巨大な腕など、24体のキャラクター(有料DLCでさらに3体追加)はそれぞれが独自の魅力とプレイスタイルを持っています。
また、キャラクターごとのプレイを深く学べるミッションモードも充実しています。キャラクターの基本的な操作から、あらゆる状況に対応できるコンボ、そしてチェインシフトや超必殺技を組み込んだ上級者向けのコンボまで、難易度別に用意されています。対戦でいきなり新キャラを使いこなすのは難しいですが、アーケードモードでカジュアルに遊ぶ際や、対戦で上達を目指す際に必要な情報がゲーム内にしっかり詰まっているのは、現代の格闘ゲームとしては非常に評価されるべき点です。
ストーリーモードの補足
残念ながら、ストーリーモードで各キャラクターの背景を学ぶのは、シリーズ未経験者にとっては少しハードルが高いかもしれません。「虚ろの夜」や「EXS」、「インヴァース」といった専門用語が、本作ではあまり詳しく説明されないまま物語が進むため、過去作をプレイしていないと世界観を理解するのが難しいと感じるでしょう。物語の最終章という位置づけであるとはいえ、用語集のような補足があれば、より多くのプレイヤーが世界観を楽しめたはずです。
オンライン対戦を強力にサポートする機能
本作は、対戦格闘ゲームの醍醐味であるオンライン対戦を支える機能が非常に優れています。特に、「リプレイテイクオーバー」機能は、多くのAAAタイトルでもまだ導入されていない画期的なシステムです。リプレイ中にいつでもキャラクターを操作できるため、自分が対処できなかった連携を繰り返し練習したり、相手の攻撃に対して反撃できるポイントを探したりといった具体的な対策練習が可能になります。これは、対戦相手の動きを学び、自分の弱点を克服する上で非常に有効な手段であり、『ストリートファイター6』や『鉄拳8』など、ごく一部の格闘ゲームにしか搭載されていない、まさに神機能と言えるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2024年1月25日 |
| プラットフォーム | PS5, PS4, Switch, PC |
| プレイ人数 | 1〜2人(オンライン時2人) |