2028年までにエントリーレベルPCが市場から消える!?メモリ価格高騰がPCゲーム市場に与える衝撃とコンソールへの影響を徹底解説!
2026年03月02日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | VGC
PC市場に衝撃が走っています。調査会社Gartnerの新たなレポートによると、エントリーレベルのPC、つまり500ドル未満のモデルが2028年までに市場から姿を消す可能性が高いとのこと。世界的なメモリ価格の高騰がPC販売に大きな影響を与え、その余波は今後数年間続く見込みです。
メモリ価格の高騰がPC市場を直撃
Gartnerの報告によると、DRAMとSSDのストレージ価格が2026年末までに130%も急騰すると予測されています。これにより、PCの価格は2025年と比較して17%、スマートフォンの価格も13%上昇する見込みです。メモリコストが新しいPCの部品原価全体に占める割合は、昨年の16%から23%へと増加する見通しで、小売業者がこのコストを吸収するのは非常に困難になるでしょう。その結果、元々利益率の低いエントリーレベルのPCやノートPCは、販売する意味がなくなる、あるいは損失を出すことになるため、市場から消滅するという厳しい予測がされています。
新規購入控えとセキュリティリスクの増加
この価格高騰は、消費者の購買行動にも大きな変化をもたらすとのこと。多くのユーザーが、高価な新型デバイスを購入する代わりに、手持ちの古いPCやデバイスを使い続ける傾向が強まると予測されています。Gartnerのアナリスト、ランジット・アトワル氏は、「これは過去10年以上で最も急激なデバイス出荷台数の縮小だ」と指摘しています。2026年末までに、PCの寿命は企業向けで15%、消費者向けで20%延びると見込まれていますが、古いデバイスを長く使い続けることで、セキュリティ脆弱性の増加や、旧型デバイスの管理に関する課題が浮上する可能性も警告されています。
ゲームハードへの影響も懸念
メモリ不足の影響は、ゲーム業界にも及んでいます。ValveのSteam Deckは、メモリとストレージの不足により、Steamストアで在庫切れが頻繁に発生しているとのこと。また、Bloombergの報道では、ソニーがPlayStation 6の発売を2028年か2029年に延期することを検討していると伝えられています。メモリ生産のボトルネックが、新型ハードウェアの供給とコストに大きな影響を与える可能性があるため、このような動きが出ているのでしょう。まさに「RAMmageddon」とまで呼ばれるこのメモリ危機が、今後どのような影響を及ぼすのか、ゲーム業界全体が注視しています。