まるでTRPGをプレイしているような異色のCRPG『Esoteric Ebb』がPCで登場!自由な選択と謎めいた世界観がプレイヤーを魅了する不思議な旅に出よう
2026年03月02日 | #ゲーム | DualShockers
PC向けに開発された新作CRPG『Esoteric Ebb』は、まるでテーブルトークRPG(TRPG)をプレイしているかのような、ちょっと変わった体験ができる作品として注目されています。本作は、物語の自由度や選択肢の豊富さにおいて『バルダーズ・ゲート3』を彷彿とさせるとのこと。最初は戸惑うかもしれませんが、数時間プレイすると開発者Christopher Bodegård氏の意図が見えてくるといいます。パブリッシャーであるRaw Furyもそのビジョンに共感し、本作の実現を後押ししたとされています。
テキストベースの対話と個性の強い「声」
本作は他の多くのCRPGとは一線を画し、ほぼ完全にテキストベースで進行します。プレイヤーは移動や行動を自由に決められますが、あらゆるインタラクションは、主人公の頭の中に響く「声」との会話として表現されます。この「声」は、筋力、敏捷性、耐久力、知力、判断力、魅力といった能力値に対応しており、常に状況に応じた情報を提供してくれます。ただし、会話の多くはスキルチェックを伴うため、成功するかどうかは運次第です。プレイヤーはクレリックとして固定されていますが、能力値の割り振りによって、ドアをこじ開ける怪力クレリックや、部屋で一番の頭脳派クレリックなど、様々なタイプのクレリックを目指せます。
美しくも奇妙な世界観と戦闘システム
『Esoteric Ebb』のグラフィックは、昔のコンピューターゲームを思わせるような粗さがありつつも、鮮やかで独特な色彩が特徴です。会話シーンの2Dスプライトは3Dモデルよりも詳細に描かれ、キャラクターの個性を見事に表現しているといいます。環境も驚くほど美しく、壊れたジョールの柱や巨大なカモメなど、目を引くオブジェクトが数多く配置されており、探索のモチベーションを高めてくれます。 戦闘は非常に独特で、TRPGのセッションをそのままゲームにしたような体験です。イニシアチブロールは伝統的なD&D方式ですが、自分のターンが来ると、まるでゲームマスターと対話するように選択肢を検討します。ランダムにダメージを受けることもあり、時には勝利が不可能な状況に追い込まれることも。プレイヤーの主な目標は「生き残ること」であり、ダイスの運と選択が勝敗を分けます。
政治的なストーリーと高いリプレイ性
本作の物語は非常に政治的な要素が強く、各派閥や能力値は特定の政治思想を象徴しているとされています。メインクエスト以外にも選挙が進行しており、ストーリーの多くの側面がこれに影響されていますが、プレイヤーは政治に一切関わらないという選択も可能とのこと。意外にもユーモラスなアプローチで政治的テーマを扱い、真剣な話題を風刺しつつ、現実の政治への批判も織り交ぜているといいます。 ストーリーはパスを知っていれば10時間未満でクリアできるほど短いですが、多くの魅力的なキャラクターや奥深い設定が用意されているため、何度も繰り返しプレイしたくなる要素が満載です。プレイヤーの選択が物語の展開に大きく影響するため、2周目以降も新鮮な発見があるでしょう。
不親切なクエスト情報がもたらす探索の自由
『Esoteric Ebb』は、プレイヤーに対する手厚いガイドを一切行いません。クエストツリーの記述は非常に曖昧で、明確な目標マーカーもないため、プレイヤーは自分でメモを取ったり、記憶を頼りにしたりして、進むべき道を探す必要があります。この「不親切さ」は、一部のプレイヤーにとっては大きなハードルとなるかもしれません。しかし、この自由度の高さこそが本作の醍醐味であり、探索を通して新たな発見や隠された要素を見つける喜びにつながるとも言えるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | Christoffer Bodegård |
| パブリッシャー | Raw Fury |
| プラットフォーム | PC |