ゲーム業界で生成AIへの懐疑論が広がる、大手パブリッシャーや開発者が反対姿勢を表明
2026年02月05日 | #ゲーム | DualShockers
ゲーム業界で、生成AIへの懐疑的な見方が広がっています。先日、GoogleのAI「Gemini」の発表に端を発した市場の不安定化を受け、大手ゲームパブリッシャーや著名な開発者たちが、生成AI(GenAI)のトレンドに対して反対の姿勢を表明し始めています。これは、AIによる効率化を支持する意見と、創造性や雇用への脅威を懸念する意見で、開発者やゲームコミュニティの間で深く分かれている問題です。
人間の創造性を重視する動き
著名なクリエイターである須田剛一氏(Suda51)は、新作「Romeo is a Dead Man」のプロモーション中に、生成AIの活用について「偽物」に感じると語り、AIが生成するコンテンツには「何かおかしかったり、不気味だったりする」部分があると指摘しました。また、NetEaseは生成AIの研究部門を立ち上げたものの、その後閉鎖し、スタジオでのAI使用を全面的に禁止する方針を採ったとのことです。これは、著作権問題や、ゲームへのAI利用を非難するプレイヤーの存在が影響していると考えられています。
AI資産使用に契約で禁止条項
「Manor Lords」のパブリッシャーであるHooded Horseの共同設立者、Tim Bender氏は、開発者との契約にAIアセットの使用を禁止する条項を盛り込んだことを明かしています。Bender氏は、AIアートを「本当に嫌い」だとし、AIアセットが予期せず最終ビルドに紛れ込む可能性を指摘しています。さらに、Rockstar Gamesを擁するTake-TwoのCEO、Strauss Zelnick氏は、最新作「Grand Theft Auto 6」の開発において、生成AIは「全く関与していない」と明言しています。