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ゲーム開発スタジオMindsEyeが人員削減を発表、CEOは『MindsEye』の商業的失敗の背景に「組織的なスパイ活動」と「企業破壊工作」があったと主張

2026年03月05日 | #ゲーム #発売 | VGC

ゲーム開発スタジオMindsEyeが人員削減を発表、CEOは『MindsEye』の商業的失敗の背景に「組織的なスパイ活動」と「企業破壊工作」があったと主張

ゲーム開発スタジオMindsEyeが、人員削減を発表しました。CEOであるマーク・ゲルハルト氏によると、今回のレイオフは同社のゲーム『MindsEye』の商業的失敗に起因しており、その背景には「組織的なスパイ活動」と「企業破壊工作」といった犯罪行為があったとしています。この発表は、スタジオの公式LinkedInページで公開され、業界内で大きな波紋を呼んでいます。

CEOが語る異例の事態と人員削減の理由

ゲルハルトCEOは声明で、ゲーム業界全体が過去数年間で非常に困難な時期を経験していることに触れつつ、『MindsEye』の発売が通常の運営上の課題や競争環境を超える要因によって影響を受けたと説明しています。そして、外部パートナーや法務アドバイザーと協力して、発売期間中に発生した犯罪行為について調査を進めてきたことを明らかにしました。その結果、「組織的なスパイ活動と企業破壊工作」の圧倒的な証拠が得られたと主張しており、現在、訴追に向けて動いているため詳細は公開できないとしています。この困難な状況が長期化し、スタジオの長期的な存続と今後のプロジェクトを確保するため、やむを得ず人員削減に踏み切ったとのことです。

関係者からの批判と過去のトラブル

今回のMindsEyeによる人員削減発表と、その理由として挙げられた「犯罪行為」の示唆に対して、多くの開発者からは批判的な意見が寄せられています。LinkedIn上では、「この陰謀論と並行してレイオフを発表するのは非常に失礼だ」「これらの人々は、このような陰謀論と共に解雇されるに値しない」といった声が上がっており、内部管理や製品の品質ではなく外部要因に責任を転嫁しているとの指摘が目立ちます。しかし、元プラットフォームエンジニアだったジョーダン・レイ氏は、自身も在籍中に外部からの「犯罪行為」を経験したとコメント。ウェブやDiscord関連の業務を担当していた際に、秘密のDiscordサーバーでスタジオを中傷するグループに標的とされ、自宅にSWATが派遣される事態にまで発展したと明かしています。『MindsEye』は昨年6月の発売直後から、技術的な問題やバグの動画がSNSで拡散され、PlayStationが多くのプレイヤーに返金対応を行う異例の事態となっていました。これは『サイバーパンク2077』の発売時のトラブル以来のことで、最終的に販売停止に至るほどの状況だったようです。MetacriticのスコアはPC版が38点、PS5版が28点と、2025年で最低評価のゲームとなってしまっています。