『Marathon』の不気味な蛾のロード画面に隠された意味が明らかに!バンジーが語る「死」「変容」「再生」のテーマとは
2026年03月06日 | #ゲーム #発売 | Polygon
バンジーが開発中の新作脱出シューター『Marathon』のサーバー負荷テストで、プレイヤーたちを戸惑わせた不気味な蛾のロード画面について、開発チームがその意味を明かしています。この映像は、ゲームの持つテーマと深く結びついており、単なる視覚的な不快感だけでなく、物語の核心に触れるヒントが隠されているとのことです。
不穏な蛾のロード画面が示すもの
『Marathon』のクリエイティブディレクターであるジュリア・ナーディン氏によると、ロード画面に登場する蛾の映像は、テーマとして「死」「変容」「再生」を表現しているとのことです。これは、肉体を離れた意識がクローン化されたシェルに転送され、遠方のコロニーで繰り返し戦うというゲームの中核設定と深く関連しています。このロード画面は「センス・メモリー」、つまりゲーム内でランナー(プレイヤー)の意識を集中させるための人工的な夢のようなもので、プレイヤーが感じるままに解釈できるよう抽象的にデザインされているとナーディン氏は述べています。
WEAVEワームとカイコの関係性
プレイヤーが使用するシェルは「WEAVEワーム」によって構築されるとナーディン氏は説明しており、これはゲームの世界における3Dプリンティング技術の未来を象徴しているとのことです。WEAVEワームは、現実世界のカイコにヒントを得ているとされています。カイコは頭部から液体タンパク質を分泌し、空気に触れると硬化して繭を作ります。その繭の中で変態し、カイコガになります。人間は5000年前からカイコを家畜化し、絹を採取するために利用してきました。絹の生産量を最大化するために品種改良が進められ、その結果、現在のカイコガは飛べないほどに体が肥大化し、翼が弱くなっています。ナーディン氏は、WEAVEワームやランナーに対するメガコーポレーションの扱いが、人間がカイコを扱うのとそう変わらないかもしれないと示唆しており、これはゲームの背景にある暗いテーマを暗示していると言えるでしょう。
ロード画面の多様な解釈
ロード画面の蛾がワイヤーを食べているのか、何かを生み出しているのか、それとも変容しているのかについて、ナーディン氏は「それは何に最も共鳴するかによる」と答えています。この蛾のシーケンスは元々、ゲームの長いイントロムービーの一部として制作されたもので、後にロード画面の体験として採用されたとのこと。サーバー負荷テストでは繰り返し見ることになり、挑発的であると同時に単調に感じられたプレイヤーもいたようですが、ナーディン氏は、蛾やワームが完全に消えることはないものの、ゲームの物語が展開するにつれて、より多くの謎めいたシンボルがロード画面に登場することを期待できると語っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 脱出シューター |
| 開発 | Bungie |
| 発売日 | 未定 |