ノワールアニメーションと爽快アクションが融合! Fumi Gamesの新作FPS『Mouse P.I. for Hire』は期待以上のプレイフィールが魅力、2026年4月16日発売予定
2026年03月06日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
Fumi Gamesが開発する新作FPS『Mouse P.I. for Hire』のデモ版を体験してきました。本作は1930年代のカートゥーンアニメーションと1940年代のフィルム・ノワールを融合させた、ユニークな世界観が魅力の作品です。開発元は「ラバーホース」と呼ばれる昔ながらのアニメーションスタイルを見事に再現しており、古き良きディズニー作品を彷彿とさせるような、やや荒廃した鼠たちの世界「マウスバーグ」が舞台となっています。グラフィックだけでなく、ムーディーなジャズ音楽から、トロイ・ベイカーが声を担当する主人公ジャック・ペッパーの渋い演技まで、ノワールと昔ながらのアートスタイルが巧みに融合しています。また、映像や音声にグレインやフィルムダメージ、オーディオの歪みを追加するオプションも豊富に用意されており、没入感を高める工夫が凝らされています。
予想を裏切る爽快なアクション性
本作は、美しいビジュアルだけでなく、そのゲームプレイも大きな魅力です。デモ版では主にリニアなファーストパーソン・シューターに軽いパズル要素が加わった形式でしたが、特筆すべきは、その弾むような移動感覚です。重さとカートゥーンらしい重力無視の感覚が絶妙にミックスされた二段ジャンプは、特に印象的です。この二段ジャンプは、薄暗い渓谷を駆け上がり、不気味な古い屋敷を目指す軽快なプラットフォーム要素で活かされます。さらに、素早いスプリントからの流れるようなスライディング、短いサイド回避、そして近接攻撃のキックなど、移動と攻撃のバリエーションが豊富です。これらのアクションを組み合わせることで、非常にスピーディーでアグレッシブな戦闘が楽しめます。
カオスと動きが織りなす戦闘システム
最初は敵の動きが単調に感じられ、アクション性の高さが過剰に思える場面もありました。しかし、デモ中に繰り返し登場するミニボス「ロボ・ベティ」との戦いを通じて、開発元が目指す戦闘のリズムを理解することができました。ロボ・ベティの攻撃は出現するたびに複雑さを増し、レーザー攻撃を避けたり、ホーミング地雷を活用したりと、常に動き続けることが求められます。キックで強力な近接攻撃を弾き、安全な場所へ素早くダッシュするなど、目まぐるしい展開が続きます。この戦闘を通して、プレイヤーは本作の提供する絶え間ない動きとカオスのリズムに慣れていきます。最終的には、レベルを縦横無尽に駆け巡り、ダブルジャンプや空中での射撃を駆使して、四方八方から迫る敵をなぎ倒す爽快なアクションが体験できます。
その他の魅力的な要素
ロックピッキングのミニゲームも非常に面白く、ジャックの尻尾を迷路のような空間で操作し、限られた手数でピンを解除するという、思考を刺激するパズル要素が組み込まれています。また、レベル間のマップ移動で体験できるトップダウン視点のドライビングも満足度が高く、細部にわたる丁寧なデザインと洗練された作り込みが感じられます。唯一、現代のポップカルチャーネタが混じるユーモアのセンスは、作品全体のノワールな雰囲気と少し相容れない部分もありましたが、全体的なライティングは良好であり、今後の改善に期待したいところです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | PC |
| 発売日 | 2026年4月16日 |