Valveの新ハードウェア『Steam Machine』『Steam Frame VR』『新Steam Controller』にさらなる遅延の可能性、半導体不足が影響か
2026年03月07日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | Polygon
Valveが開発を進めている新たなハードウェア群、具体的には「Steam Machine」「Steam Frame VRヘッドセット」「新Steam Controller」について、当初予定されていた2026年初頭の発売から、さらなる遅延の可能性が示唆されています。同社は金曜日に公開したSteamの年次レビュー記事の中で、これらの新ハードウェアの発売時期が不透明であることを明らかにしました。
半導体不足が開発に影響
Valveによると、新たなハードウェアの発売は「2026年中の出荷を目指している」とのことですが、メモリやストレージといった主要部品の不足が深刻化しており、開発スケジュールに大きな影響が出ているとしています。昨年11月に新ハードウェア群を発表した際、Valveは2026年初頭の発売を予定し、具体的な時期は年明けに共有すると述べていました。しかし、今年1月を過ぎても情報が出ず、2月には半導体不足の影響を理由に発売延期を示唆。この時点では「上半期中の全製品出荷」という目標は変更ないとしていましたが、今回の発表でその目標も流動的になったようです。現在、Steamのバックエンドでは「coming soon」と表示されるのみとなっており、具体的な発売日は未定の状態です。
高騰する部品価格への対応は未知数
Valveが直面している問題は、他のPCやゲーム機メーカーも同様に抱えているもので、AIソフトウェアのデータセンター構築のために主要部品の需要が急増し、RAMやストレージなどの価格が高騰していることが背景にあります。この状況がいつまで続くかは不明であり、Valveとしては以下の選択肢が考えられます。1つ目は、部品価格が落ち着くまで製造と出荷を遅らせる。2つ目は、ハードウェアの価格を上げて販売する。しかし、これは「手頃なSteam Machine」という本来の目的に反する可能性があります。3つ目は、ハードウェア事業そのものを断念し、ゲーム販売に注力するという選択肢も考えられます。Valveが今後どのような方針を打ち出すのか、そして2026年中に本当に新ハードウェアを出荷できるのかは、現時点では不透明と言えるでしょう。