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『龍が如く』生みの親・名越稔洋氏率いる名越スタジオが閉鎖の危機に直面か? NetEaseがデビュー作『Gang of Dragon』の資金提供を打ち切りとの報道

2026年03月07日 | #ゲーム #発売 #イベント | VGC

『龍が如く』生みの親・名越稔洋氏率いる名越スタジオが閉鎖の危機に直面か? NetEaseがデビュー作『Gang of Dragon』の資金提供を打ち切りとの報道

『龍が如く』シリーズの生みの親である名越稔洋氏が設立した名越スタジオが、デビュー作『Gang of Dragon』の開発資金をパブリッシャーであるNetEaseから打ち切られる可能性が報じられ、スタジオ閉鎖の危機に直面しています。Bloombergによると、NetEaseは今年の5月に『Gang of Dragon』への資金提供を停止する意向をスタジオ従業員に伝えたとのことです。

NetEaseが資金提供を打ち切る理由と背景

NetEaseが資金提供停止を決定した背景には、『Gang of Dragon』の完成までに追加で70億円(4,500万ドル)もの資金が必要と判明したことが挙げられています。この追加資金はNetEaseにとって大きな負担となったようで、結果としてこのような厳しい判断に至ったとされています。名越氏は現在、プロジェクト継続のために追加の資金調達を模索していますが、今のところ成功には至っていない模様です。NetEaseおよび名越スタジオの双方から、これらの報道に関する公式なコメントはまだ発表されていません。

『Gang of Dragon』とは?そしてNetEaseの戦略転換

『Gang of Dragon』は、2025年のThe Game Awardsで発表され、すでに「開発がかなり進んでいる」とされていました。このアクションゲームには、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『アウトロー』、Marvelの『エターナルズ』で知られる著名な韓国系アメリカ人俳優マ・ドンソク氏が主演を務める予定でした。今回の名越スタジオの件は、NetEaseが近年、世界中の新規スタジオへの大規模な投資を行ってきたにもかかわらず、その国際的なゲーム開発事業を大幅に縮小する決定を下した一連の動きの一つとして報じられています。この戦略転換により、NetEase傘下の複数のスタジオが閉鎖を余儀なくされたり、新たな資金調達先を探したりするなど、国際事業全体に大きな混乱が生じているとのことです。

閉鎖や独立を余儀なくされたスタジオ

すでにT-Minus、FPC、Bad Brainといったスタジオが閉鎖されたほか、NetEaseが2023年に『Mass Effect』のライターであるMac Walters氏と設立したバンクーバー拠点のWorlds Untold、そして2022年にXboxのベテランであるJerry Hook氏が設立したシアトル拠点のJar of SparksもNetEaseから独立しています。さらに、スクウェア・エニックスの『聖剣伝説 Visions of Mana』の開発を手がけた東京拠点のOuka Studioも2024年に閉鎖されました。一方で、須田剛一氏のGrasshopper Manufactureや、『バイオハザード』のプロデューサーである小林裕幸氏のGPTRACK50といった日本のスタジオは、NetEaseからの継続的な支援なしにリリース計画を推進していると報じられています。