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MMORPG『Ashes of Creation』開発元のIntrepid Studiosで内紛か、ディレクターが取締役会に対し接近禁止命令を勝ち取る事態に

2026年03月08日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer

MMORPG『Ashes of Creation』開発元のIntrepid Studiosで内紛か、ディレクターが取締役会に対し接近禁止命令を勝ち取る事態に

MMORPG『Ashes of Creation』のディレクター兼クリエイターであるSteven Sharif氏が、自身の設立したIntrepid Studiosの取締役会に対し、一時的な接近禁止命令を勝ち取ったことが明らかになりました。Sharif氏は、取締役会が不法な手段で会社の資産を奪い、ゲームをTFE Gamesに譲渡しようとしたと主張しています。

突然の退任と大量解雇の背景

Sharif氏は先月、取締役会の決定に「抗議して」辞任したとされています。その後、取締役会は「大規模な人員削減」を実施し、ゲームの主要なリーダーシップチームのほとんどが退職または解雇されました。Sharif氏によると、2024年以降、Intrepidの取締役会は会社を閉鎖し、『Ashes of Creation』をTFE Gamesに譲渡しようと試みていたとのこと。これにより、長年の株主、貸し手、従業員、そしてコミュニティを排除しようとしていたとSharif氏は主張しています。

法廷闘争と接近禁止命令

Sharif氏は、Intrepid Studiosの株主を代表して、取締役会とその関連会社であるTFE Games Holdings LLCに対し、受託者責任違反、企業秘密法違反、および不法な資産奪取の試みで訴訟を提起しました。そして今月6日、サンディエゴの裁判所はSharif氏に有利な一時的な接近禁止命令を出しました。これにより、取締役会議長のRob Dawson氏および関係者は、Intrepidの企業秘密へのアクセス、使用、販売、配布を禁じられています。Sharif氏は、自身の退任は取締役会の不当な決定、特に従業員を法定賃金なしで解雇する計画を阻止できなかったためだと述べています。

ゲームの成功と将来への影響

Steamでの評価は「やや不評」から「圧倒的に不評」とされていますが、Sharif氏は『Ashes of Creation』がこれまでに約300万ドルの売上を記録し、約30万人の月間アクティブプレイヤーを抱えていたと主張しています。また、ウィッシュリストには約40万人が登録され、数百万のアカウントが作成されているとのこと。特に、早期アクセス環境としては異例の30日目時点での約76%というピーク同時接続ユーザー維持率を達成しており、これがTFE Gamesがゲームを欲しがった理由だとSharif氏は分析しています。Sharif氏は会社資金の不正使用や会社閉鎖の原因を作ったという疑惑を強く否定しており、取締役会の行動は不法であり、会社、投資家、従業員、そして未来にとって破壊的であると強調しています。

項目 内容
ゲームタイトル Ashes of Creation
資金調達額 約300万ドル
月間アクティブプレイヤー数 約30万人