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ソニーがデジタルゲームで「動的価格設定」をテスト中か?一部ユーザーに異なる価格を提示する大規模A/Bテストを実施している可能性が浮上

2026年03月09日 | #ゲーム #ニュース | Eurogamer

ソニーがデジタルゲームで「動的価格設定」をテスト中か?一部ユーザーに異なる価格を提示する大規模A/Bテストを実施している可能性が浮上

ソニーがデジタルゲームの価格設定において、大規模なA/Bテストを実施している可能性が指摘されています。これは、一部のユーザーに同じゲームが異なる価格で提示されるというもので、価格追跡サイト「PSprices」によって明らかになりました。すでに2025年11月から3ヶ月以上にわたり実施されており、150以上のタイトルが68地域で影響を受けているとのことです。ソニーからの公式発表はまだありませんが、この「動的価格設定」は、今後のゲーム販売に大きな影響を与えるかもしれません。

ユーザーによって異なるゲーム価格が提示

この価格テストは、「IPT_PILOT」および「IPT_OPR_TESTING」というプログラムに関連付けられており、PlayStationのAPI応答で「異常な提供構造」として検出されています。ユーザーはランダムにコントロールグループまたはテストグループに割り当てられ、同じゲームに対して異なる価格が提示されています。これまでのところ、確認されているのは価格の引き下げのみで、『Marvel's Spider-Man 2』や『God of War Ragnarök』といった人気タイトルが通常価格から約12.5%割引されていた事例も報告されています。さらに、サードパーティタイトルでは、『WWE 2K25』が17.6%、『Warhammer 40,000: Space Marine 2』が16.6%の割引が見られたとのことです。

今後の動向とユーザーへの影響

現在のところ、この価格テストは一部地域に限定されており、アメリカと日本は対象外とされています。これは、これらの地域における規制の厳しさや市場の感度が高いことが理由として考えられます。現時点では価格の引き下げのみが確認されていますが、将来的には市場の状況や需要に応じて価格が上昇する可能性も否定できません。もし、あるユーザーが「満額」でゲームを購入したにもかかわらず、別のユーザーが大幅に安い価格で購入していたという事実が明らかになれば、ユーザーからの反発を招くことは避けられないでしょう。ソニーがこのテストについてどのように説明するのか、今後の動向が注目されます。