『Halo』マスターチーフの声優、ホワイトハウスによる自身の声の無断使用動画を「不快で幼稚な戦争ポルノ」と批判し削除を要求、人気IPの無断使用問題が相次ぐ
2026年03月09日 | #ゲーム #ニュース | IGN
人気ゲーム『Halo』シリーズの主人公、マスターチーフの声優を務めるスティーブ・ダウンズ氏が、ホワイトハウスのソーシャルメディア動画で自身の声が無断で使用されたことに対し、強い不満を表明しています。この動画は「不快で幼稚な戦争ポルノ」だと批判し、自身の声の即時削除を求めているとのことです。
マスターチーフが「戦いを終わらせる」動画に批判
ホワイトハウスの公式X(旧Twitter)アカウントで公開された動画には、マスターチーフが象徴的なセリフ「Finishing this fight.(戦いを終わらせる)」を放つシーンが含まれており、すでに6300万回以上再生されています。しかし、この動画には『Halo』だけでなく、『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr氏、『ブレイブハート』のメル・ギブソン氏、『トップガン』のトム・クルーズ氏、『ジョン・ウィック』のキアヌ・リーヴス氏など、他の世界的に有名なIPからのクリップも多数使用されています。これらの映画のセリフは、爆発を伴う戦争映像と交互に編集されており、「正義はアメリカ流」というメッセージと共に公開されたとのことです。ダウンズ氏は、過去にも自身の声の無断使用について懸念を表明しており、今回もホワイトハウスからの許可は一切得ていないと明言しています。
無断使用に対する声優からの強い抗議
ダウンズ氏は自身の声明で、「少なくとも1つのプロパガンダ動画が流布しており、ホワイトハウスが制作または少なくとも支持しているもので、マスターチーフの画像と私の声がイランでの戦争を支援するために使用されていることを知りました」と述べています。「これをはっきりさせておきますが、私はこの動画に参加も相談もしておらず、この動画での私の声の使用や、それが伝えるメッセージを支持していません。」としています。さらに、「この不快で幼稚な戦争ポルノの制作者に対し、私の声を即刻削除するよう要求します」と強く抗議しているとのことです。
人気IPの無断使用は今回が初めてではない
ホワイトハウスが人気IPをソーシャルメディア投稿に利用するのは、今回が初めてではありません。昨年10月にも、ドナルド・トランプ氏が自身をマスターチーフに見立てたAI画像を公開したり、国土安全保障省がICE(移民税関執行局)の宣伝に『Halo』を使用したりした際も、マイクロソフトは沈黙を保っていました。また、先週にはホワイトハウスがイランでの爆撃作戦の映像と『Call of Duty』のゲームプレイを混ぜた動画を投稿し、さらに『ポケットモンスター』の関連作品『ポケピース』のミームを使用したことに対し、株式会社ポケモンが公式に異議を唱えるなど、同様の問題が相次いでいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主人公声優 | スティーブ・ダウンズ |
| 関連ゲーム | 『Halo』シリーズ |
| 使用元 | ホワイトハウス公式Xアカウント |