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『Clair Obscur: Expedition 33』を巡るフランスでのグラフィックノベル販売中止騒動、開発元が和解に向けた動きを見せる

2026年03月10日 | #ゲーム #発売 | Polygon

『Clair Obscur: Expedition 33』を巡るフランスでのグラフィックノベル販売中止騒動、開発元が和解に向けた動きを見せる

Sandfall Interactiveが手掛ける期待の新作RPG『Clair Obscur: Expedition 33』を巡り、フランスで物議を醸しています。同ゲームは、リリース当初にAI生成アセットの使用が指摘され、インディーゲームアワードの賞を剥奪されるという騒動がありましたが、今回はグラフィックノベルの販売中止要請という新たな問題が発生しています。フランスの作家Olivier Gay氏が、自身の新作グラフィックノベル『L'Académie Clair-Obscur』の販売停止をSandfall Interactiveから求められたと主張しています。

『Clair Obscur: Expedition 33』とグラフィックノベルのタイトルを巡る騒動

事の発端は、作家Olivier Gay氏がX(旧Twitter)で公開した声明でした。氏によると、Sandfall Interactiveから弁護士を通じて販売中止命令の書簡を受け取ったとのことです。このグラフィックノベルは、魔法学校を舞台にした物語で、ゲームのストーリーやキャラクターとは全く関連性がないとGay氏は説明しています。しかし、Sandfall Interactive側は、グラフィックノベルのタイトルがゲームの「疑いようのない成功にあやかる」ものだと主張しているようです。一方で、Gay氏は2019年には出版社Drakooに企画を持ち込み、2024年3月には現在のタイトルでの契約を交わしていたとしています。

和解に向けた動きと今後の展開

今回の騒動に対し、Sandfall InteractiveはXで「皆様、議論を拝見しました。状況をご報告いただきありがとうございます。出版社およびOlivier氏と連絡を取り、皆様にとって公平な解決策を見つけるために協議しています」と声明を発表しました。Gay氏も、法廷闘争に挑む体力や資金がないため、グラフィックノベルのタイトルを変更して販売を継続する意向を示しています。今回の問題の背景には、グラフィックノベルとゲームのタイトルロゴの視覚的な類似性があるとの指摘もあり、タイトル「Clair Obscur」自体がフランス語でイタリア語の「キアロスクーロ(明暗法)」を意味し、光と闇の対比というゲームのテーマとも深く結びついていることから、Sandfall Interactiveはこれをフランチャイズ名として重視していることがうかがえます。

項目 内容
ゲームタイトル 『Clair Obscur: Expedition 33』
開発元 Sandfall Interactive
グラフィックノベルタイトル(変更前) 『L'Académie Clair-Obscur』
グラフィックノベル作者 Olivier Gay