わずか4人のプログラマーで大作RPGを開発!『Clair Obscur: Expedition 33』がUnreal EngineのBlueprintsを95%活用した驚きの開発秘話をGDC 2026で公開
2026年03月10日 | #ゲーム #発売 #イベント | Polygon
先日開催されたGDC 2026にて、開発会社Sandfall Interactiveが、少人数のプログラマーチームでRPG『Clair Obscur: Expedition 33』をどのように開発したか、その裏側を明かしました。驚くことに、彼らの秘密は「ほとんど自社でコードを書いていない」という点にあり、Unreal Engineの既存ツールを駆使してゲームを制作したとのことです。
Unreal Engineの力を最大限に活用
Sandfall InteractiveのテクニカルディレクターであるTom Guillermin氏とシニアゲームプレイプログラマーのFlorian Torres氏が登壇したセッション「わずか4人のプログラマーで幅広い機能とコンテンツを実現する方法」では、その詳細が語られました。彼らの説明によると、『Clair Obscur: Expedition 33』のゲームプレイシステムの95%が、Unreal Engineのビジュアルスクリプティングツール「Blueprints」で構築されていることが判明しました。この事実は、開発者で埋め尽くされた会場から驚きの声が上がるほどでした。Blueprintsは、プログラミング経験が少ない開発者でも複雑なシステムを容易に作成できる画期的な機能で、Sandfall Interactiveのように限られたリソースで大規模なゲームを開発する際に非常に有効だったようです。
開発の裏側とキャラクターの秘密
Blueprintsを多用した開発手法には、メリットとデメリットの両面があったと語られています。メリットとしては、ゲームデザイナーがアイデアを実装しやすくなり、より安定したゲーム開発につながった点が挙げられます。一方で、デバッグが困難になったり、メモリ管理の面で課題が発生したりするデメリットもあったとのこと。ただし、実験的な機能の実装や最適化のためには、一部でオリジナルのC++コードも書かれたと説明されています。また、パネルでは主人公のEsquieに関する意外な秘密も明かされました。なんと、Esquieは水中にいても実際には泳いでいないとのこと。オーバーワールドの構築上、Esquieは常に地面を歩いている状態として処理されており、水泳や飛行の表現には苦労があったようです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発ツール | Unreal Engine Blueprints |
| Blueprints使用率 | ゲームプレイシステムの95% |
| 開発チーム(プログラマー) | 4名 |